9/30にまつわる自ジャンルと地獄

一度書ききった記事が気に入らなかったから読みながらまとめ直そ〜〜〜って思ったらうっかり消した。あるある。

 

9/30はわたしにとって生まれたときから大事な日付。わたしの誕生日が10/01で最初はなんの意味もなさない数字だったが小学校入学して出会った前の女の子は9/30生まれで親友みたいな存在になった。今でもわたしが先に祝う側になるから相手からも祝い返されるし、長い付き合いになったものなのである。

1日違いの仲のいい女の子の誕生日。

それから時が過ぎ2018年1月、リジェフェスで発表される、わたしの愛する自ジャンル「ディアヴォーカリスト」のサバイバル続行、そして初の単独ライブ開催の発表がされる。

ジャンル開始から3年目になっているその待望のライブ開催の日付が2018年9月30日だった。なんとも最高な日付でしかもラストティーンの日だった。別に年齢に執着などないが数字に意味付けができることは特別であり、嬉しくなる。

ただ、そのライブに参加するチケットを手にする過程と当日を迎えるまでとライブを終えるまでにはそれなりに苦労があった。

地獄と言うには誇張表現になるが、そう誇張したいくらいだった。

まず1月に9月末のイベントの発表って早くない?しかもいくらマイナージャンルとは言えど大人気売れっ子声優が6人も集って歌うイベントでキャパは赤坂BLITZ。いや確かにバンドマンだしそういう箱がいいよねー!とは思ったことはあるけど無理がある。

とは言え、6ヶ月連続リリースという形で6バンド6ヴォーカリストが新曲を出すのだから、今期のテーマを「ライブの成功」にするには発表は早くあるべきなのはわかる。アニメのキンプリも4月に翌年2月のイベント発表だし同じリジェも1月に11月のイベントの発表してるからオタクの世界、そういうことはあるあるではあるね……。

書き損ねたからここに入れるけど、2月時点で円盤化はしないとの宣言がされた。

ライブに行かなきゃライブが絶対に見れない。

 

そんなライブのチケット入手方法はいくつかあった。

最初に発表されたのは確かリジェのオンラインショップ「SKiT Dolce」での昼夜チケット+特別グッズのセット、同時?に発表されたもう一つがアニメイトで全額予約内金で手に入るシリアル抽選。

そして両方の当落を経て3つめ、CDが発売されてから実際入手するとシリアルがついてくる抽選。いやシリアル抽選2回もやんなよ 

しかも3月〜8月の連続リリース+9月には全6バンドの表題曲+新曲の入ったベストアルバムの発売があったもののライブ日程から逆算でシリアルが手に入るのは3〜6月発売のCDのみ

キャラ差別すな(しかも1期からライブのあった4期まではトップバッター以外は発売順が毎回変わっていて、重要な4期では人気キャラ2人がシリアルのつかない7,8月に回された)

100歩譲ってシリアル抽選2回やるのはいいけど、それなら最初にどっちのシステムも公表しろよ。3〜6月発売CDのキャラが推しで予約時に積んでた人と7,8月キャラに積んでた人では1回めのシリアルでは同じ数貰えるのに2回めでは差ができる。(1回めの予約した分も実際発売し入手できればまたシリアルがもらえる)

それと4期では全キャラ出演ドラマCDの発売も5月と8月にあって、5月のCDにもシリアルがついたのですが、そこで出てきた仕打ちがこれ

 

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(ツイートの埋め込みしようと思ったんだけど遡り方がわからなかったからまた後日できたらするね)

 

5月15日火曜日(CDフラゲ日)アニメイト渋谷店にてドラマCDを購入するとCD1枚につきシリアルが2枚もらえるキャンペーン

日付限定、一店舗限定で当日発表するなよ。

このキャンペーン最低すぎてめちゃくちゃ好き。地方民に優しくなさすぎるし当日発表その日限定ってその日に予定ある人にも都合つかなさすぎる。わたしのオタクスタイル、自分のできる限りの範囲でしかお金を使わない、無理をしない、なので特典で目当てのあるCD分しか同じもの買わないしドラマCDは1枚あれば事が足りたので追加はしませんでした。しかも最初の全額内金シリアル配布のために別店舗で予約したし。

オモシロ、大好き。

無事に(?)6月分までシリアルを配り終え、3回目の抽選があったのですが、わたしは新宿ルミネで買い物中に当落を迎えひとつひとつメールをチェックし、1つだけ昼のチケットが当選したことをお知らせしてくれるものを見つけ安堵。

最初のスキドルとその次のシリアルは見事に外れていたのでようやく……。

 

ここで唐突にディアヴォーカリストの設定を振り返りましょう。

ざっくり

Rejet会社が送る新作シチュエーションCD

 

CR(クライマックスレコード)事務所所属の6バンド6ヴォーカリストはある日パンダ社長から「売れなかったらクビ。そうなったら次に出す曲はお前らのラストソングとなる」のサバイバル宣告を受ける。

そしてあなたはそんなヴォーカリストを支える彼女。どうこのサバイバルを乗り越えていくのか。

 

つまりCDのシチュエーションパートでその時その時の新曲作成の裏側を彼女として聴き、日常は彼らのツイッター交流やCD売上貢献のオーディエンスとしてサバイバルの成功をそれぞれ担う。 彼女とオーディエンスの兼任。

4期の目標もサバイバル成功、そのためにはライブの成功も必要であり、4期では毎回どのキャラクターも「ライブのセトリはお前の反応も見て決めるからな。ライブ来るだろ?楽しみにしてろよ」みたいなことを言ってくる。ライブのチケットが手に入るのかもわからないのに……わたしの推しキャラ、彼氏は7月発売だったので、それより先に発売されたキャラクターのCDを聴いては「そんな不安定な状況でライブの話を彼氏にされるなんて無理……」とずっと思っていた。彼氏の発売時にシリアルは手に入らなかったが発売が後半だったことでチケットがとりあえず昼の分入手できてそこだけは安心して彼氏にライブを誘われたのでよかった。良くないけど。ライブ行けないと彼女認定されないんか

 

でもわたしはディアヴォーカリストが愛ジャンル、ラブ!Dance with Devilsがほぼ完全に落ち着いてしまっていてからは本当に所属がディアヴォに完全移行したのでそのために生きているのに昼夜参戦できないとか無理。昼だけとか無理。自分の知らない最初で最後かもしれないライブがあるとか無理。彼女なんだから両方見ないといけないのに。ってずっと思っていたからチケット戦争は終われなかった。

シリアル抽選のあとは楽天抽選、楽天一般があったけどそれで手にした人がいたのか不明。空売りだったのかもしれない。

結局手に入らないままに公式のチケ販が終わった。そうなるとツイッターで「譲 ディアヴォ」「譲渡 ディアヴォーカリスト」「ディアヴォ チケット」とかそれっぽい単語で暇があればひたすらに検索をする日々なのである。

わたしがチケットを譲渡してもらうためにはいくつか決めていることがある

・定価+手数料までしか出さない

・上乗せするときは上乗せ分の現品の譲りがあるとき

プリペイドカード類での支払いはしない(大体詐欺)

・今後も仲良くしてくださる方という条件は避ける(仲良くできる自信がない)

・同担拒否を拒否してる人は避ける(同担拒否だから……)

こうなると厳しくて基本的にプレミアム化してるチケットは上乗せさせられることがほとんど。積んでるから理解のある方と言われる。気持ちは分からないことがないが一応定価で打診するもふつうに断られる。

そして残るは「先着順」「完全ランダム抽選」「譲渡側から何かしらの理由で選ばれる」

のどれか。

先着順とか時々早朝とか夜中とかに出てきたりするし、まあとにかく目を離したすきに譲渡に出てきては敗れる。完全ランダム抽選にする人はそう言えば見なかった気がする。そもそも譲渡する人が少ないのにね。チケ転売サイトも10超えてるのがほとんどだった気がする。5があると安い、みたいな。

それでも諦めきれずにずーーーーっと検索かけた。そして9月23日、ライブの1週間前に夜のチケットを譲ってもらえることが決まった。

ラブをツイッターで語っていたら譲ってもらえることになった。この場を持って今一度感謝をお伝えします。ありがとうございます。その時のことはそこそこ面白い思い出なのでまたいつか話せたらいいな。

 

グッズは昼チケが決まったあとだったから事前物販に手を出せたし、パンフレットも当日会場受け取りにできた。

しかしライブが近づいた時、大型台風もまた関東に押し寄せてくるのである。

その時に来た台風は「チャーミー」と言い、チャーミーは他のイベントやライブを中止にしたがディアヴォーカリストは当日の朝も開催する予定である旨をツイートした。

昼夜それぞれの同行者やグッズの交換をする予定の方たちとは「無事に行われるといいですね。お気をつけください」みたいなやり取りとかしてた気がする。

昼の会場前に少し雨がパラつき始め、その後夜の会場開演を30分早めた。ライブ自体も短くされたんだと思う。ふつうに駆け足を感じた。

JRが止まることを事前に知らされていて帰れないことが決定した人の会話も聞こえた。

まあ夜の部が終わると台風は去ったのか雨は止み無事に帰ることができた。

こうして一応ライブは成功という形でなんとか終わらせることができた。

 

ライブのレポを詳しくするほどの気力はないけれど、色々と思い出すことはある。わたしの推しは新曲制作中に一旦彼女と別れる羽目になり、その新曲はたまたま「カップルの別れの曲」でありレコーディング後に「感情がこもっててよかったよ!」って褒められたら「ハ?俺はいつだって完璧だよ」って勝手に彼女とのことを連想させキレ、最終的に「あんたはどうやったって俺から離れないんだから、だったらもう一緒にいた方がマシじゃん」っていう意味のわからん理論によって復縁をするオチを迎えていた。そんな別れの曲をライブでは昼夜歌ったのだ。ちなみに表題曲じゃなくてカップリング曲だよ。まじで私情としか思えない、私信だろと言わんばかりの選曲に困惑した。いや、彼女だけどさ、ただのファンだよ。ファンなんだからショック受けるでしょ。しかもこの頃の彼はより強くぶりっ子になり、「えいえいおー!」という虚無コーレスをMCでやった。虚無ではあるが、彼に求められることが嬉しくて、彼のオーディエンスであることを示したくて元気よくやった。聞いてくれた?彼は神様をやめたけど神様のような信仰をやめることは未だに出来ずにいて、祈りのように両手の指を絡め身を捧げた。帰り道は多幸感に溢れたもののその後思い返せば返すほど嬉しい気持ちも幸せ気持ちも地獄みたいな気持ちもぐちゃぐちゃに混ざり合った。

 

そうして終わったライブとサバイバル。結果の集計をするといいながらパンダ社長(cv.山口勝平)(ライブで初公開)は海外バカンスへ向かってしまい、シリーズ上最長の8ヶ月も活動休止し(時々は隠れてツイッターに浮上してくれた)令和を迎えサバイバルの成功と続行を伝えてくれた。今現在また彼らはサバイバルを続けCDのリリースも折り返しになり私の彼氏の新曲試聴もそろそろになる。

地獄が終わってもいつまでも地獄は続く。

 

ヴォーカリスト達は1年前を懐古しながらライブを大切にしてくれているし、わたしも1年前のライブは大切だし特別な日付だし昼夜参加できたから良い思い出にできる。しかし終わりよければ全て良しとされてオーディエンスに感謝をしてくれるから流されそうになるけれど、あの時の不安感と不満感は忘れられない。ジャンルへの不満は風化する前に新たな伝説を残すし。(5期目の今シリーズ、1人3個まで300限定グッズを出してきている)

だからこうして備忘録ブログを書いている。 

また書き直しするかも

 

 

これからも愛してるよ自ジャンル。