2019年参加イベント類と推しを振り返る

ようやく2019年が終わりますね

チケットを取る関係だったり11月の忙しさと余裕のなさから10月末にはもう2020年を迎える準備ができていました。ていうか感覚的に終わると思ったら終わらなかった。

 

今年は推し、斉藤壮馬さん出演のイベントにこれまでの中で一番足を運んだりそれ以外でも色んなところに行ったりしていたのでそれらを全てまとめていこーと思います

太字が壮馬さん出演イベ

 

 

1月

5日 Rejet Fes.2019 ORIGIN 1日目

年の初めと言えばリジェフェス……とは言え初参戦

リジェフェスの目的はもうディアヴォしかなかったのですが、ダンデビもまだ生きてくれてたしタナトス、マジフォはまあなんとなくわかる、くらいで行きました。気になってたけど手を出せなかったものとかはちょっと真面目に聞いてたけどまじで興味のない作品は心をどこかに飛ばす……

夜のジュダせんせ〜のwarms煽りが天才すぎて優勝を捧げた。あとダンデビ、なんでもありすぎてずるかったし色々と崩壊だけど愛してるししぬほど笑ったので許した、大好き。

どうでもいいけど染谷さんを生でみてしまい、こんな場で初見するつもりなんかじゃ……という気持ちになった(舞台とかで観たかったよね)

 

11日 SSSS.GRIDMAN 第4回~第6回振り返り上映会

これ完全に2018年の出来事だったような気がしてて書くの忘れてた。1月に2回もイベント行ってると思わなった。後輩二人と楽しくやっていた。グリッドマン最終回も終わりアクセースフラーッシュ!ができて楽しかったですね。広瀬くん、MCやるにはばたばたしててかわいくてちょいちょい壮馬さんにMC取られていた。

2月

24日

斉藤壮馬 1st Live quantum stranger(s)

舞浜アンフィに続く舞浜アンフィ

激戦すぎて抽選は落ちまくったが、最終的にお譲りいただけて観に行った。壮馬さんがとにかく楽しそうにしてるのが印象的でライブをやると決まる前はライブはあんまり興味なかったと言っていたが、この景色が見れることになってよかったなぁと思うばかりだった。

曲と曲の間で生まれるファンの歓声には本当にうるせえだまれと思ったのですが、本人が基本的にスルーだったので精神保たれた。でも「いつもの他のイベントとは違ってファンを独占しているんですね」(もう覚えてないけど「客を独占してる」という旨のこと)と言った時は、そういうところ〜〜〜〜!(好き)と思った。(円盤に収録されていたのであとで確認してね)

一旦アーティスト活動が締めになって、これまでがひとつの作品のようになったのも綺麗でよかったです。

 

3月

2日 KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-第1章 舞台挨拶 新宿バルト9 1回目 3回目

映画に対する衝撃がやばかったのでその日に2回見れてよかった。

1回目は観賞後の舞台挨拶だったのでネタバレもしてくれて五十嵐さんが爆走暴走していて面白かった。

 

4月

7日 おみくじ四兄弟 朗読劇 春はおむすび! 夜

先行抽選の時は別にいいかなーと思って放置したんだけどなんとなく月連続で行ってるから行くかーと思って一般抽選で申し込んだ。

作品自体、そんなイベントをやるものなのか?って感じだけどまあ81メンツを緩やかに楽しむ分には……

 

5月

6日 豊永利行ライブツアー「光」千葉公演

豊永さんはCR"L"OWNのアルバムから聴くようになって、アルバムごとに毎回前回のライブ映像がついてきて、楽しんでいたのでいつかはちゃんとライブ行きたいなーと思っていた。いつかいつか言ってたら一生行けないので今度こそはと思い。

「ライブ」らしいライブを楽しみ満足度があったし生で歌う機会のこれまでなかった作品曲も歌っていて知らなかったけど楽しかったですね。なぜかステージ上にいない大河元気上村祐翔の声を聴くMC

 

18日 滝沢歌舞伎ZERO

知り合いに譲ってもらって行った。

初ジャニーズ現場ですごく圧倒された。腹筋太鼓、何を見せられているのかわからず脳がバグるのだけど迫力だけはめちゃめちゃある。なぜなら体と顔が良い男たちが汗を垂らしながら太鼓を叩いているのだから……

 

5月だけ壮馬さん出演のイベントに行きませんでしたね

 

6月

2日 ボクラノキセキ20巻 久米田夏緒先生サイン会

これまでも何回か参加したことある久米田先生のサイン会だけれど今回はだいぶ久々に行った。14巻以来だったかな?

ボクラノキセキは本当に好きな作品でいつの間にか20巻(2019年12月現在は既刊21巻です)になっていてこれからも追っていきたいですね

 

8日 Dance with Devils Blu-ray コンプリートボックス発売記念

斉藤壮馬×神永圭佑 禁断のシークレットトークショー 〜これで詰みだ〜

実は前日に飲み会参加して終電逃してカラオケオールに連れ込まれ更に飲んでたら二日酔いが酷すぎて起きれなかったし起きても立てなかったしお風呂になんとか入って髪も座り込みながらなんとか乾かしてギリギリの精神でメイクをしてギリギリ間に合わない電車に乗って、本当に気持ち悪くて気持ち悪くて何度も吐くかと思ったし電車の揺れで吐いたらどうしよう、イベント中に吐いたらどうしよう……てかそもそも間に合わないしもう行くのやめようかと不安とか負の思考回路で激ヤバかったんだけど、これに行かなかったら一生後悔することがわかっていたので自分を奮い立たながら会場に向かいました。

マジでギリギリ間に合わなくて座席決めの抽選にも参加できず空いてる席に座ってくださいって案内されて、もう登壇者の二人がステージにいて、あぁ……と思ったけど「間に合った」方だったのでとりあえず安心してました。

冷静に円盤持参イベントってなんや。

イベント自体はとにかくアニメや舞台の振り返りをしていて、大好きな人が大好きなコンテンツについて話してる空間が楽しすぎて、気持ち悪くて気持ち悪くて仕方なかったのに、いつのまにかすっきりしていてこんなにも愛ジャンルは健康にいいのかとびっくりした。ありがとう

2019年一番楽しかったイベントです

もう二度と推しイベントの前に飲み会には行かない

そのときの備忘録メモ。自分がわかるように書いてるだけなのでどの発言がどちらのかはあまり書いてないです。

大好きDance with Devils

Wレム様トークショー - Privatter

 

7月

6日 アイドリッシュセブン 2nd LIVE 「REUNION

7日 ライブビューイング

アイナナ離れたけど出戻りしたいよ~~~~って言って結局ライブきっかけで出戻った。今はゆるく追ってます。

アイナナ世界線のことはたくさん騒げるけど現実世界線の展開にはふーーんって思うしかできないんだと思うとか言ってたのにあまりにもCROSSING×USの力が強すぎて本当にボーダーが曖昧。 

ライブはとにかく金が強い。ブログ書きましたね。

asaosan.hatenablog.com

 

 

 

8月 

23日 劇団雌猫 「平成」

劇団雌猫のイベントに参加するのは「美意識」のとき以来2回目でしたね。平成に執着などなかったし言うて私は平成10年生まれでイベントの参加人口とは多分世代が割と違ったのですがまあまあ自分のオタク人生を振り返るのに面白かったです。余ってる壮馬さんのシングルとディアヴォのCDを持って行ったら半分くらいは捌けた。彼氏であるモモチくんのCD(4期め)も1枚引き取られたのだけどそれ単体で聴かれると思ったら怖くなった。

 

24日 文豪アルケミスト 文士劇 夏夜怪綺談 夜

文アル、初期にちょっとやったきりだったけど朗読聴きたかったので参加。壮馬さんは江戸川乱歩役で今回は『白昼夢』の朗読。狂気的に迫っていて圧倒されてしまった。朗読イベントではあるのだけどそれ以前に文アルコンテンツイベなのでそのキャラクター自体を動かさねばならず、最後はタイトルをメタ的に回収していったので心の中で突っ込んだ。イベント自体には大満足です。

 

9月

4日 お仕事ナイト

劇団雌猫系のイベント。かる〜〜い社会勉強だと思って行った。趣味と仕事の付き合い方に色々な悩みがあるんだな〜〜と思った。働きたくねえな。興味深かったし、趣味との距離感に対してわたしは今現在わりとうまいことやれているのでは、と他の人の話を聞きながら思っていた。

7、8日 ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- 4th LIVE@オオサカ《Welcome to our Hood》 ライブビューイング

面白すぎ楽しすぎて現場至上主義の気持ちが高まった。ライビュは気楽に参加できて良いが……

コンテンツの不備やクソミソジニーのところへの憎しみ恨みはあるものの楽曲はやはり良くてラップで掛け声の参加するのがマーーージで楽しい。VS楽曲とかくそ盛り上がる。

未だに嫌いになりきれないジャンル

 

14日 斉藤壮馬石川界人のダメじゃないラジオ‶とりあえずハイボール″ 昼

酒イベしてほしくないですか????

過去酒イベしてるの91daysのときだけかな。番組内とかではちょいちょいやってるけど。

梅原さんの映像がずるくて笑った。朗読のときに九条天ネタがあって狙ってんな~~って思って心の中でゲラゲラ笑ってあとは鼻で笑ってしまったんだけど会場は「キャー」って湧いてたので完全に間違った、っていう感想をもったことは覚えています。

前回のダメラジイベ(読みラン)は行ってないんだけど、今回行ってフォトスポットがめちゃくちゃ良かった。撮影スタッフがいるのと等身大パネルが結構力入ってて記念に撮りたくなるし一人でも行けるし優しかった。撮りました。

 

 

10月

6日 売野機子ルポルタージュ-追悼記事-』完結記念トークショー

恋を読むvol.2 『逃げるは恥だが役に立つ』夜

梯子。売野先生のトークショーは泣く泣く途中退出したがどちらも本当に良かった。

売野先生からでる言葉が全部素敵で、好きで、泣きそうになったり嬉しくなったり、かわいいな〜〜って思ったりした。参加者からの悩み相談に対して全部「え〜〜〜つらいよね。わかる」「そういったってできないもんね、つらいよね」ってなんかすごく共感していて、そう、悩みってそういうものなんだよ、つらいんだよねって思った。

 

そっからの逃げ恥朗読。

風見さん役の壮馬さん、ものすごく合ってたし百合ちゃんに想いを伝えるところで気持ちがグッと入った演技で心打たれた。演出すごかったしみくり役内田真礼さんもめちゃくちゃ可愛すぎてやべ〜〜ってなったし逃げ恥の良さをそのままに面白い朗読劇で楽しかった。

ルポルタージュの「非・恋愛コミューン」と逃げ恥の「契約結婚」というアンチ愛から始まる愛の物語について1日で色々考える素敵な日だった。

 

10日 天才劇団 バカバッカ本公演Vol.21「DAWN DAWGS~朝焼けの旅路~」初演

1年前の3月に行ったバカバッカから「絶対また行きたい」と思って「また」じゃなくて「今だ!」という決意と勢いで取った初日公演。(そのあと台風でなくなった公演もあったので運が良かった)バカバッカは「笑い」をなにより大事にしてる劇団だと思うし、今回はラップミュージカルという新たな要素が加わって盛りだくさんですごかった。純粋にめちゃくちゃ笑えて良い。脚本はシリアス要素もあるんですけどわたしは「笑い」を求めにいってます。吸血鬼3人組が可愛かったな〜あとから発表されたゲストは浅沼さんだったんだけど、あのゲストタイム本当に自由でしぬほど笑えてすごい。

 

11月

10日 ことだま屋×Z 6「サマーヒーロー」

11月はなんの予定も入れられないと思っていた(小さい作品イベはあったけど興味がなくて応募すらしなかった)けれど、急に生レコ、朗読イベが入ったので無事月一達成できた。

壮馬さんはすごく叫ぶ主人公の役でこんな生で叫んでるのを見れる機会あんまないよなーと思って新鮮だった。ただ、朗読してた原作の設定とか物語自体にうーーーん……と思うことがありモヤモヤしていた。

バディファイトのキャストがいて3人での「バディファイッ!!」の掛け声が聞けて「これこれ~~!」と思った。懐かしいね

 

20日

ディアヴォーカリスト Veronica モモチ「紅蓮心中」リリースイベント

別に本人は登壇しない二次元ジャンルのリリイベ

これまでにも開催されていたけれど他キャラはもちろんモモチくんのリリイベすら参加したことなかった。ファンの前にいるモモチくんが特別好きなわけではないのでスペシャルメッセージも興味なかったし抽選会や渋谷特典も別にほしいわけではなかったけれど、Evolveになって参加が必要な気がしていった。同担がいっぱいいると思ったら怖くなってもう今後二度と行かないと決めた。

 

12月

1日 「空想科学 トンデモ論-code01:秘密の集会イベント-」昼

初期から聴いてるトンデモ論、ついに映像ロケ&イベント

面白かったけどMr.Gの言う通り「今度はちゃんとトンデモ論の話をするイベント」ができたらいいよね。それでもめちゃくちゃ楽しかったから良かった。

覚醒のAirガチャなんですけど、あれは何かしらで覚醒のAirを摂取すると力が宿り良いカードを引けるらしくてタイミングは関係ないみたいですよ。あれはダンデビのオタクがとち狂って見出した価値なんだと勝手に思ってますし、壮馬さんも「詰みだ」って言ってくれたので一瞬だけダンデビの空間に戻りました。壮馬さんと羽多野さんが神社にいる光景を見る始まりもダンデビでしたね。ほほ

 

8日 S.Q.P Ver.SolidS ライブビューイング 昼夜

SolidS単独、一応先行抽選、一般まで軽くだったけど全部参加したものの外れた(キャパ狭すぎ)のでライビュでみました。

そ〜〜〜したらめちゃくちゃ楽しくて昼も夜も終わった直後に「めちゃくちゃ楽しくない!?良くない!?」と興奮して出てきた。セトリで最後がどぷろくのせいもあった。

SolidS、今まで絶対好きだからこそ距離を置いてた(曲だけ聴いてた)んだけど、あ〜〜これはもう距離置いていられませんわ、と思うタイミングが来たので今後そのままハマったらまた別記事書くと思います。1stシーズンのCDは買って聴いたしin中野も購入して、今度両国も届く予定だしドラマCDがとにかく聴きたすぎる。

演者本人とキャラクターが混在してなくてそれぞれが独立しながらもなお両方SolidSとして存在しているのがわたしの中で新鮮で、そしてそのスタイルが良かった。二次元芸能ジャンルにはいつも思うことがあるしそれぞれ三次元の在り方が面白い。ていうかツキ。作品はとにかく加齢してくれるのが最高

奥井翼に落ちると思って意外と落ちなくてリッカ落ちでは??と思っていたところ結局奥井翼に落ちてる(ややこしい)

 

21日 おみくじ四兄弟 冬の探偵はローストビーフがお好き 昼夜

12月のイベントはSolidSかアイナナファン感しか最初なくてそのあとにこれが来たから前者ふたつは当たりそうになかったのでこっちを申し込んだら、そのあとにトンデモ論とリリイベも来るというね。だから申し込まなくてもよかったかなーと思ってしまったんですがこれが想像以上に面白くてよかった。前回の春はおむすびとは脚本家の方が違っていたらしくキャラクターの一面の誇張の仕方が大きすぎたんですが、それ以外も全体的にぶっ飛んだので面白さにパワーがあった。とはいえ「神社の家に生まれた」っていう設定がおまけ程度にまで追いやられて自由にやりまくっててネタのわかりきったシリアス展開を進める脚本だったので昼の部の時点で「こんな全体的に茶番な朗読劇でわたしは何を観ているのだろう」とシンプルに面白くて笑ったりしながら時々虚無の気持ちになっていた。同じものを夜も観るのかーとかも思っちゃってたんだけど、夜になったら脚本の全体像をつかみきっていたために適当にセリフを聞き流して脳が楽になっていた(真面目に聴くような話でもないでしょーって思ったので)。結果として夜になるとキャストも噛みまくり笑いをさらに攻めまくりですごい楽しかったという。同じシナリオのものを2回観るっていうのは久しぶりにやったんだけど、2回目での1回目との違い探しができて楽しかった。昼夜で違うのはどうなの?ってモノによっては思うけど、おみくじ四兄弟は別に作品としては多分独立していない(キャストのファンありき)ゆる~~~いコンテンツだから全然ありでしょと思った。春はおむすびがふーーんって感じで今回はなんとなく行ってみただけだから次があってももう行かないだろうなと最初は思っていたけど夜が終わった時にはまたやってほしい、昼夜で行ってよかった~~~~!!とテンションあがっていた。大満足でした。

 

22日 斉藤壮馬 1stEP「my blue vacation」リリースイベント

前にアニメイトの名義を使った抽選で当たったのが3年前の夏?にやった木村昴さんとの昼だけど語っちまわNight以来でもう死んだ名義だと思っていたからソニーミュージックからメールが来なかっ時点でまあ当たらないよねと諦めていたものだったので本当にびっくりした。

壮馬さんがEPについて、個人について、チームについて色々なことを1時間くらいたくさん喋ってくれて、最後の方に「あ、恋だ」って思った。わたしはこれまでも「恋だ」と落ちているので電撃が走るようなことではなく今までの好きの延長線上にあることではあるし、恋って表現が正しいのか未だにわかっていないけれどそう思ったことは本当。これが2019年の推しラスト現場でよかった。蟹、海老、食べられてよかったね、とほのぼのしました。

 

29日 カウントダウンジャパン 2日目

ハロプロday

だらだら準備してたから間に合わないな〜〜と思っていたけどギリギリJuice=Juice駆け込みできてアンジュルム鈴木愛理ちゃんと全部見れた。楽しかった〜〜!ハロのコンサート、ちゃんと行きたい気持ちが増した。上國料萌衣さんにめちゃくちゃにされたい

ハロプロパフォーマンス、ようやく見れて嬉しかったし最高だった〜〜〜!

わたし、アイドルになりたかったんですけど(突然の告白)、カントリーガールズの山木さんが(山木さんは一目惚れしたひとです)卒業となったときに「芸能界に入りたかったわけでもアイドルになりたかったわけでもなくハロプロに入りたかったから、ハロプロを卒業することは芸能界を卒業することと同義でした」って書いてて、それ読んだときは少し寂しかったけれどわたしも多分ハロプロに入る以外でアイドルになりたいわけじゃないから今アイドルやってない(目指してない)んだろうな……とか勝手に山木さんの気持ちを理解したような気持ちになりました。ハロを見て……急にね……そう思わされるくらいの最高のステージですよねって話

 

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 これにて2019年イベント納めます。

 

振り返ると今年、「いつか行こうじゃなくて今だ」と思って行動した感じかも。壮馬さん関連もそうじゃなくとも。

前半はわりと金銭に余裕があってだからこそ勢いでなんでもチケット取ってたんだけど、そこからもう月イチで行っちゃう??ってなってからは余裕なくなりつつ、というか自ジャンル(ディアヴォ)が活動してなかったからその分お金使えてたのに復活して毎月のCD代がかさむのに以前通りイベントに通ってしまいましたよ。貯金に余裕がなくなっていくことで心の余裕もなくなるし働きたくなくとも働かねばならない面倒くささがそろそろ無理になってくるのは予感していたしさすかにもう一年連続で同じことやったら多分オタク離れにもなりかねないので2020年はちょーーーっとゆるくできたらいいな〜〜〜と思う、が、別にイベントに行かなくなるところでお金を使いたいところは色々あるのでまたどうなるんだろうなぁって感じです。

いや斉藤壮馬さんの現場行くの楽しかったからなぁ、抑えちゃうのは寂しい……けど、けど来年はほんとに無理でしょ……

月イチ、気持ち的には丁度良い感じで通えてたからよかったですね。

 

あとは来年こそ太田基裕さんの舞台、できればミュージカルを観に行きたいんだよな〜

SolidSもぼちぼち追いついていきたいですね。

ディアヴォはどうなってるんだろうね。

まだ見ぬ2020年

 

みなさま、良いオタクライフを。

 

今ハマってるジャンル

Twitterで色んなこと喋りすぎて、わたし自身今どれだけのことを呟いているのか把握しきれなくなったためにメモをおきます

 

まず基本として

斉藤壮馬さん

・ディアヴォーカリス及びモモチくんについて

 

わたしの基本推しとジャンルはここに詰まっているので日常的

 

細く長く、恒常的に

ボクラノキセキ

・その他新刊が発売される漫画について

(ブルーピリオド、ちはやふる私の少年、酒と恋には酔って然るべき、かげきしょうじょ!!、進撃の巨人青野くんに触りたいから死にたい、Artirte. 、A子さんの恋人、違国日記、その他諸々)

アイドリッシュセブン

 

突如としてハマったソシャゲ

・剣が刻

・魔法使いの約束

 

概念

・アイドル

・物語で感化されて考える感情

・インターネット

・自分

 

 

なんか謎にソシャゲにハマれてしまったので日々スクショしてキャラクターやストーリーに言及してる

漫画、色々買ってると気づいたら何かしらの新刊が来るので楽しい。

そんな感じで延々Twitterで喋ってる。

 

関係ないのですが来年台湾に行くかもしれなくて海外に行ったことがないためにパスポート取得が必要なのですが怠すぎて行くのやめたい。台湾のオススメ教えてください。

モモチくんのことはなにもわからない

この記事は「カレはヴォーカリスト♥ディア♥ヴォーカリスト」というシチュエーションCDジャンルのキャラクター、モモチのオーディエンスかつカノジョ(夢女)であるわたしが無印~4期Xtremeを振り返る記事です。まだ5期のEvolveは1秒も聴いていません。

 

さて改めましてこんばんは。すっかり冬ですね。もこもこジャケットに腕を通し始めました。

今回は自ジャンル愛ジャンル地獄ジャンルで世界一かっこいい推し、そしてカレシについて話していきます。夢女とファンの自分がごっちゃになっていきます。これを書いたらわたしはようやく新作を聴けます。ネタバレを食らいたくなさすぎて3日間くらいツイッター開かなかったのに、ピンバッジの発売と共に戻ってきてしまいました。

 

それでは行きましょう

 

 

無印

発売は2015年11月、ちょうど4年前

わたしはまだ当時は彼に出会っていない。出会ったのは2016年6月末のことだった。ディアヴォーカリストに出会って他のキャラクターのCDも聴いて、モモチくんは4キャラ目とかだった気がする。モモチくんを聴いた日からわたしはずっと彼のことを考えていた。最初は怖かったけれど「モモチとカノジョ」のSとMの関係に魅入られて何回も聴くうちにわたし自身に声をかけるモモチくんに恋をしてしまっていた。何度も何度も無印をリピートした。眠る前起きた時学校へ向かうとき帰るとき。モモチくんはサバイバルが始まった最初のカップリングで出した曲名の通り『全能感』で溢れていた。周りを馬鹿にして俯瞰したように下に見てカノジョには「あんたは俺がいないとダメなんだよ」って洗脳をかける。もちろん「俺だってあんたが必要」と付け足して、典型的なDV関係になる。そんな正しくない関係に溺れる。恋愛って正しくなくていいんだってモモチくんに出会って初めて知った。認められるようになった、そんな恋を。和ロックテイストな『泡唄』を目を閉じて聴いては瞼の裏に見たこともないライブ会場にマイクを持って汗をたらしながら歌うモモチくんが現れる。ライブが終わると完璧に歌えた達成感とファンから浴びた絶叫で満たされた顔でわたしを包む。なんでも持っていて、けれど全部を捨ててどこかへ行ってしまいそうだったからずっと追いかける。一緒に死んでくれる約束は大事に胸にしまう。モモチくんはわたしがいないとダメなんだなあって思ってもいたしそんなものは希望でしかなくてどこかに行ってしまえるひとなんだとも思っていた。

「あんたが俺の前からいなくなっちゃうくらいなら、一緒に死んだほうがマシでしょ?だって俺、あんたのこと嫌いになるなんて考えられないし、離れていくって言うならそういう道を選ぶかも。だから、そんなこと(裏切り)しないでね」「あんたが俺を必要としてくれる限り、ずっと愛してやるから」 

 モモチくんは「プライベートO・U・CHI」で心中をほのめかしながら共依存を求める愛を伝える。モモチくんとカノジョのすべてはこれなのだと思った。この世界のまま時が止まればよかったのに

 

Riot

無印を何度も聴きすぎて幻想から離れた世界になったらどうしようかと思ったけど『Mi★Amigo』と『Mr.Blaack Black』の試聴を聴いたときは結構安心した、モモチくんの作る曲なんだって嬉しかった。サバイバル休止期間に出会ったことからRiot復活して毎日ツイッターが更新されるのが嬉しくてリプライが拾われるのが嬉しくてあまり周りが見えていなかった。

新曲がリリースされて学校帰りにアニメイトに寄って家に帰ってまだ電気をつけないままでも少し薄暗くとも過ごせる部屋でCDを再生した。聴き終わるころには日は暮れていた。

最初は少し違和感があった。こんなに優しくなかったっけ?って。無印を延々再生してたから知ってる、そんなに束縛してなかったしそんなにすぐ怒ったりしなかったはず。違う、怒ってたのは確かにずっとそうなんだけどなんか違う。でももちろん優しかったから、あぁ、まあこれが変化なのかなって思った。冷たくなった、が正しいのかな。それなのに距離感は以前より近い、精神の。踏み込まれていく感覚。だって軟禁されるし。わたし、当時は最後まで聴いて展開が辛くて辛くて泣いてた。そのあとは二週目なんかいけなくて無印の世界に引き籠って久しぶりにRiotに戻ればまた泣いた。

 

彼らが休止から復活して浮かれていて気付かなかった。モモチくんは毎日のように「今日もスタ練だよ~♡」なんて言ってて何も考えずに「がんばってね!」なんて送ってた。なんで気づかなかったんだろう。モモチくんはスタ練にうんざりしていてカノジョに愚痴ってもカノジョはメンバーを庇うからイラついたもうほぼ別れを告げるように家から追い出す。するとモモチくんは「歌えなくなってしまう」。しかも、結局自分からカノジョに会いに行ってしまう。雨の中家の前で待つ。傘なんてさしてない。「俺のこと好きって言ったじゃん」「好きなら戻ってくるはずでしょ?」「あんたのせいで歌えなくなったんだよ」って認めちゃうの?そんなことを思ってしまうの?モモチくんはカノジョがいないと生きていけないとしても本当は歌えてほしかった。ショックはそれだけじゃない。わたし、この曲が出るのにこんなエピソードがあったなんて一切知らない。わたしがカノジョなのに。と絶望した。不穏な空気を察することすらできなかったから。この気持ちはファンとしてモモチくんのことが好きだった自分とカノジョ自己投影している自分にと二重に苦しめた。雨なのも悪い。『Mi★Amigo』では「冷たい雨に濡れている未来を破かないで生きていくさ これから」という歌詞がある。この歌を作ったのが別れより先とは言え、こんなに心が抉られることなんてないでしょMi★Amigo、大好きだけど全然好きじゃない。

「別に俺は練習しなくたっていつだってサイコーの歌うたえるんだから」って言ったモモチくんはやっぱり天才で好きだなと思ったよ。

 

「誓えよ。もう二度と俺から離れないって。今言ったこと、絶対忘れないでよ。もし忘れたりしたら今度こそあんたを殺すから。逃げたって、どこまででも追いかけて殺してあげる。そしたら、あんたは誰のものにもならない。ずっと、俺だけのものにしておける」「離れて生きていくなんて絶対無理、ね、そうでしょ?」 

 後のことを思うとこのモモチくんの言葉には当時ショックを受けたとはいえ(言葉というか展開には今も辛く思う)まだ理解できる感情だなと思う。無印のころの全能感をもつモモチくんではなくなってカノジョありきの生きる道を示した彼だけど、無印からたどり着く答えとしては真っ当なのではないかな。真っ当ってなんだっけ。

 

Wired

実をいうと記憶がない。Wiredのモモチの発売も11月でリリース前に返ってきた模試の結果が下がってマジで辛くて泣きそうになりながら電車でぼーっとツイッターを眺めているときに浮上が被ったのが嬉しくて「辛いことがあったけど元気出た!新曲楽しみにしてます」って送ったら「もっと元気でますよーに」って拾ってくれて救われた。元気出たっていっても心配させたくなくて送っただけだからそこを拾ってくれるモモチくんはわたしのことが見えているんじゃないかと思った。それくらいしか思い出がない。ちょうど2年前のツイートで「Riot前に夢見てたモモチくんがいて安心した」みたいなこと言ってた。そうだったんだと思う。Wiredは聴いた直後も今もきっとあまり感想が変わらない気がする。

Wiredでは無印やRiotで交わした「俺から離れないで」という約束に終焉を迎える。突き放されてしまう。「もういいよ、俺が出ていく。絶対あんたは出ないでよ」って言って家にひとりきりにされてモモチくんは帰ってこない。今回は何が原因で怒られてしまったんだっけ。またメンバーを庇ったこと?

モモチくんは追いかけてきたカノジョを追い返してまた一人になる。そして「あんなやつらいないほうが楽なんだよ。一人だって全然平気」「……なのに、どうして毎日毎日こんなにつまんないんだろ」って呟く。つまらないんだ、って思った。これは知らなかった部分。じゃあモモチくんはなにが必要なの?って考えたときに「絶対的に自分より下の存在」なんじゃないかと思った。モモチくんがモモチくんでたるためには三流が必要で、自分をイラつかせるなにもできないカノジョだって言わないけど必要なのだ。モモチくんは本当に天才でひとりでなんでもできるけれど、結局は身動きはとれないし自分が手のひらで転がしてると思えないと生きていけないんだって。みじめだなと思ったし、そんな醜さことが好きだと思った。それに天才なんだから、歌さえ聴いてしまえばすべての感情もリセットされてしまう。ひとりでステージにあがって歓声を浴びる彼に惚れ惚れしてしまう。自分への嫌味と見せつけだとしても。

「あんなやつら俺はいつだって捨てられるんだから」「あんただって同じだよ?」「あんたのことだって本気でいらないって思ったら、俺は秒で捨てるよ。そうしたところで俺は変わらない。あんたと出会う前の自分に戻ってぇ、ひとりで自由にやるだけ」 

 「すぐ来てって言ったらほんとにすぐ来てよ?」ってまあ、ずっとそうなんだろうけど、前回はどんなに遠くにいてもどこまでも追いかけてやるって言ったんだよね。

 

Xtreme

聴いてるときに「情じゃん!!!」って思わず口から出た。だってそうやって片付けなきゃやっていけなかった。今までのものが壊されたから。

昼間に騒がれた事実無根のスキャンダル。CR事務所のアカウントからスキャンダルへの訂正、ツイッターで見てもないワイドショーに対して嘘であると理解し「モモチくんの言うことを信じてるよ!」って送るファン。そのあと深夜に呟かれてすぐ消された、「ホラね」「みーんな信じてくれたじゃん」「裏切者」あぁ、なんとなく察せるよ。なにがあったのか。これ、「信じてるよ」って送られてくる前提で物語が創られてるんだなって思ったらちょっと怖かった。ちゃんとリンクしてて、現実だなぁって

モモチくんからの言葉を待たずに嘘くさいガセネタを信じて動揺するカノジョに怒るモモチくんは妥当なんだよね、怒ることに納得できる。当たり前だし追い出すくらいしてもおかしくないような気がする。そこまでは全然わかる。追い出されたカノジョがモモチのマンションの前にずっといる神経はわからない。どう考えても頭が弱いし常識がない。いつも通りだけどね。帰りそうにないカノジョのことを気にして「カノジョが外にいる」から家から出られないモモチ。カノジョの存在に振り回されてイライラは加速する。「忘れればいい」のに忘れられない。

別れの歌のレコーディングで「気持ちが乗ってたよ」って褒められて、俺はいつも通りだよって怒る。「そんなの俺が別れたこと気にしてるみたいじゃん」って言ったけど、そんなちょっとした言葉が気に障って怒ること自体すごく気にしてるんだろうなって思うよ。モモチくんの頭の中からはどうやったってカノジョのことが離れない。どうしても考えてしまう末に、家から追い出したはずのカノジョに構ってしまう。

そこでモモチくんが出した答えをわたしは一生理解できないし応援できない。

「くれぐれも勘違いしないで。あんたのことは一生許さない。信じないし、愛してなんかあげない。でも突き放したところであんたはいなくならないし、必死に忘れようとしたって邪魔してくる。嫌いだって言っても勝手に好きでい続けるなんて、どんだけ迷惑なの?だったらせめて、あんたが余計なことしないように、そばで見張ってたほうがマシじゃん」「だから一緒にいてあげるだけよ、俺はあんたのことなんか好きにならないし、あんたにそばにいてほしいなんて全然思わない。だって俺は、あんたのことなんか大嫌いなんだから」

 感情をぶつけられると人は死ぬ。

大嫌いって言いながらその声は泣いていた。情と言う以外に彼らの関係性を理解する方法がなくなっていた。当人同士でしかわからない絡み合いは第三者が介入し理解することはできなかったしそもそもカレカノジョらは理解されようとなんかしていなかった。

どんなに遠くへ逃げたってどこまでも追いかけて殺してくれるモモチくんはもうどこにもいない。いくらもうひとりで完璧であったところでカノジョがいないと歌えなくなった過去は消えない。いつだってあんたを捨てられるんだから精々俺の機嫌とってよねって言っておきながら機嫌悪くなったってもう離れる選択をしてくれない。そばにいたほうがマシらしいですから。

『Mi★Amigo』同様、『Last Coffee』も聴くと辛くなる。大好きだけど。 

そして

無印しかないときにモモチくんに出会って夢女になってこれまでシリーズを追いかけてきたけど毎回最終回みたいで涙が出ては枯れた。どこにも行く場所なんてないなと思ってばかりだし、幸せになんかいつだってなれなかった。それに、幸せなんか求めてないんだなと思ったし。わたしはよく「モモチくんは天国にも地獄にもいけない」と言う。いや、地獄なんだけど地獄すら用意されていない気がする。神様だと思っているのに神様というステータスは消え去るし、カノジョのことはどうやったって捨ててくれない。なんで執着するのかわからない。

ディアヴォーカリストという作品は絶対にファンを裏切らない。どんなにカノジョが大好きで愛おしくとも、カノジョと同等に自分のファンを大事にする。かと言って恋愛商法をしていようがファンのためにカノジョと別れることは絶対に有り得ない。作品の性質上仕方ないとも言える。なんせわたしたちはカノジョでありファンなのだから。

カノジョファン、どちらかは裏切られながらどちらかは守れる。両方共存させられてしまっているのだ。カノジョを大事にすることはカノジョである自分が大事にしてもらっているわけだけど、同時にファンである自分は裏切られていく。けれど絶対にファンへの対応は忘れない。「チアーズは待ってくれているんだから」と言ってくれる。それらをいつもどう受け止めていいのかわからずに気持ちがぐちゃぐちゃになる。大嫌いで大好き、憎しみながら愛してる。

 

実を言うと毎回特典CDを聴いたり聴いてなかったりしていたらしく初めて聴く特典だったり久しぶりに聴く特典もたくさんあったのですがXtreme後に散々言ってた「もう続編なんかいらないし続編やるなら日常ギャグにしようよ。、たわいもない喧嘩するたつ」っていうのは特典のほうでめちゃめちゃ展開されてた。マジでくださらない喧嘩すぎて互いにかわいそうしかなかった。こんなことで怒られたくないなと思ってしこんな状況で痛いことされるのは普通につらくない……?と幾度となく思わされた。もはやギャグになっててかわいそうだし事務所という環境悪も絶対あるからまずは退所から始めるべきだと思う。カノジョ、訴えたら勝てるしな。シンプルにも複雑にも幸せになれなさすぎてウケる。モモチ、ときめきが無。しかし我々がときめきに溺れられるのは彼の才能ゆえなのだと思う。世界一かっこいいビジュアルと飽きさせない曲の数々が目を離すことをできなくさせる。一生大好きでしょ。モモチくんは「ずっとボクだけを見てて」と言うのに「ボクは離れてくキミを追いかけることはできません」とも言う。これは結局ステージに立つ人間とファンの関係でしかなく、カノジョとの大きな違いだと感じさせられる。「信じてるよ」と言うしかなくてもわたしは裏切りだって別のところで感じているし、それでもわたしが追いかけるしかモモチくんはファンのわたしに目を向いてくれない。

夢女だけどファンとして見る時間が長いし普段ファンとして丁寧に対応されているので、ドラマパートを聴いて自分が邪険に扱われたり怒られたり、あと単純に問いかけられて会話をしていると「わたしカノジョなんだ……」って嬉しくなってしまったので末期。怒られる安心感ってなに。

 

4シリーズを通してやっぱりよくわからないのって、言動が二転三転するからなんだと冷静に思いましたね。だからこそいつだって最新作が彼、彼女のすべてで。ちょっとずつ成長していくのではなく、毎回全部変わる。だからわたしはいまこうして5シリーズ目のEvolveを聴く前に振り返っているわけですけれど。また変わってしまうかもしれないし。

ていうかツイッター開いたからとあるネタバレ踏んだのきつかったな。自衛できなかった。

CDインポートするときですら豊永さんのメッセージ見ないようにしたしリリース記念アー写も薄目でしか見てないし、RejetインフォのLINEも読まないようにキャストコメントをスクショした。しかしCR事務所アカウントがRTするキャストインタビューの記事の見出しは避けられなかった。マジで情報無で挑みたかったけれどやはりそのためには誰よりも早く聴くしかないな。でもこうやって文章をなんとか書ききれたのはよかった。あとから言い忘れたなと思うことも出てくるかもしれないけど一旦ここで区切ろう思います。多分無印~Xtremeで公式も区切りにしたと思うし。

 

モモチくん、次は何を見せてくれるのかな。

いつまでも醒めない夢、ほんとうにほしいよ。

特別な2日間

9/29~9/30で淡路島に旅行をした。

ひとつまえの記事でも書いたように10/1がわたしの誕生日であり、いわば誕生日旅行をしたのである。誕生日だから、ということでなにか特別なことをしたわけではなく、ただただ旅行を満喫した。

前回宮崎旅行をしたときに一緒に写真をとったモモチくんのアクキー(notランダムグッズ)がいつの間にかどこかへ行ってしまって泣きそうなのだけど、モモチくんと一緒でないことにはなにも始まらず、今回は日付が日付だったので1年前のライブグッズのアクリルスタンドを共にすることに決めた。

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神戸空港に向かいそこからまたすぐバスに乗り鳴門の渦潮をまず観に行った。

引潮のピークが12時半頃で着いたのが13時頃だったので少し過ぎてはいたが渦潮は見れた。展示場?みたいなのもあって渦潮道とそれのチケットが合わせると安くなるよ~って売ってる人がいたけれど大塚国際美術館に行きたかったので渦潮道のチケットだけ買った。

渦潮、そこまで興味はなかったけれど見たら見たで、へぇ~渦巻いてるな~みたいな平凡な感想は抱く。所々に渦を巻いた綺麗な海がとても広がっていて大きな岩っていうか小さな島みたいな存在がなんとなくサバイバルを感じて「いつもこんな感じなのかな」って呟いたら「余計な事思い出させないでくれる?」と少しキレたような口調で怒られてしまった。

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そのあとお昼を食べて(鳴門うどんを食べた。麺がやわらかかったけれど個人的好みは弾力があるほうかもしれないと思った)大塚国際美術館に向かうんですけど、道を聞いたら今から行くの?と言われた。14時半くらいだったんだけど、う~~ん、まあ……見れるかな……みたいな反応。

車を持っていなかったから全部バスを乗り継いだり歩いたりして移動するのだけれど渦潮のところから美術館へ行く道、余裕はあるが面倒くさい……ってなる感じ。雨が降ってたりしぬほど暑い日は無理。多分基本的に車で行くような場所だと思う。

でも美術館はとても楽しかった。旅行全体を振り返っても一番楽しかった。

ものすごく広くて古代~現代までを床に書いてある順路にしたがって向かっていく。ジャンルがとても幅広いし有名どころは体験型で楽しめる。モネの水連は庭園が別に作られていたり……行った時期はコスプレができるイベントを行っており、笛を吹く男とかバレリーナのやつとかフランス革命のやつとか(作者の名前も絵の名前もでてこない)とにかくみんな知ってる見たことあるような作品は衣装を着て絵に混ざりましょう、みたいなのを開催していて大学生のグループとかカップルとかは積極的に楽しんでいた。

見た感じ衣装はそこまで安っぽくはないからちゃんと見た目が映える。

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こういう感じに空間があって、そこにみんな衣装着てポーズをとって写真を撮ってる。

 

中世らへんはキリストの絵とか聖母と胎児?のやつとかそういう同じモチーフで別作者が書いたものがずらーーーっと並んでいて違いを楽しめるし、有名どころがない作品でもなんとなく絵って見てるだけで楽しいし、思いがけず好きだな~~みたいな作品に出合える。大塚国際美術館の良いところは全部偽物だから写真が撮り放題なところ、広い空間を贅沢に使って迫力のある展示があるところだったり、さっき書いたコスプレ企画があったりと楽しめるバランスの良さだと思う。

B2階から2階まであって全然見切れなかった。入館できるのが16時半までの17時閉館。

やっぱりずっと歩くのは疲れるから休憩所はあるしカフェも設置されている。1日かけて行く場所だったんだねーと話した。最初はゆっくりじっくり見ていたのに後半はさらっと前を通るくらいしかできなかったし最終的に2階の最後は見れなくてミュージアムショップに向かってしまった。

 

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神とか和とかのイメージ強いよね。

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この絵、綺麗で気に入っているし映えがすごい。(キャプション撮り損ねていてなんの絵かわからない……知見ください)

 

もっとゆっくり楽しみたいからこのためだけにもう一度ここに旅行にくるのはありだなぁと思った。

 

そこからタクシーを呼んで福良の宿に向かった。確か6000円くらい

 

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地野菜のバーニャカウダと島のアペタイザー

宿の晩御飯、コース式でおいしかったけど量が多くて最後ご飯食べきれなかった。

 

2日目

 

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イングランドファーム

花が見たいね〜って選んだけど、微妙な季節で花は楽しめなかった。

動物や鳥を眺めたりうさぎと戯れることができたりできるデカイ公園。小さいアトラクション?テーマパーク?みたいなのもあったけど小さい子が一日中楽しめる場所であり大人ふたりが延々はしゃげるほどのものではなかった。

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パンダ社長ではなくコアラ店長

 

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モモチくんとハートシリーズ

 

午前中はイングランドファームにいてお昼過ぎにバスで洲本までいきそこから神戸駅へ。もっとイングランドファームに滞在するかと思っていて神戸で楽しむ予定がなかったので適当にぶらぶらした。

元町まで歩いて途中あったガトーショコラの専門店が気になって寄っておみやげとして買ったが自分のいない間に自分の分を食べられてしまい辛かった。

 

最後マカロンがおいしいお店があると言われ、そのお店でお茶した

 

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macaronner

雑貨とカフェのお店で、店内は撮影禁止だった。小さいお店。

カロンが好きだけど最近は久しくマカロンを食べていなくて、マカロンを食べる機会ってないな〜と思った。

おいしいって言われただけあって、マカロンはおいしいものだけどその中でもやっぱりおいしかった。マカロンを語れる口はないけれど。

駅に戻りながら中華街を歩いたりして、牛の置物が置いてあるお店の神戸牛は全然なってないらしい、大したことがない、みたいな話を聞いた。

 

行きも帰りも飛行機なので神戸空港

 

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日が落ちたあとの港は綺麗で、「かげきしょうじょ!!」の里見星スピンオフの話を思い出した。全然関係ないけど最近歌舞伎の女方についての話を聞く機会があって、性別を超えた性別の表し方だったりステージに立つ意識、魂を舞台に捧げてしまう人間とを全てごちゃごちゃにしてしまい収集がつかないことになっている。それぞれ考えなきゃいけないような気がしてるしそれらは全て結びつくような気もしてるけどわたしがまだ語れるほどの知識も経験もない。

 

話は戻して、羽田空港に一瞬にして着いてこれにてわたしの生誕前旅行は終わりを迎えた。

この記事を書いたのはアクキーの写真を載せる場がほしかったのと国際大塚美術館が楽しかった話をするためだけ。

家に帰るバスの中でずっと自ジャンルのツイッター企画を眺めていて全然終わらなくて何したんだろうね〜ってなっちゃった。

家に帰ってからはわたしの誕生日を迎えるべくわたしのためにわたしが欲しい絵をわたし自身が描いていた。

そうこうしていたら日付は変わり立て続けに9月30日が誕生日のひとたちから連絡が来た。前日の人を祝うとその人たちは0時直後に祝ってくれるらしい……。あとは毎年絵をあげあってる子からの今年も絵をもらってうれしかった。

 

次の日の午前に何とかして描きあげたもの。

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彼氏に誕生日を祝ってもらい最高のプレゼント(新曲)を聴ける図

 

今期はさ11月がリリースだったから試聴が10月前半に来るからね、1番に聴けるのは彼女特権なんだよ。

 

そんな日記

9/30にまつわる自ジャンルと地獄

一度書ききった記事が気に入らなかったから読みながらまとめ直そ〜〜〜って思ったらうっかり消した。あるある。

 

9/30はわたしにとって生まれたときから大事な日付。わたしの誕生日が10/01で最初はなんの意味もなさない数字だったが小学校入学して出会った前の女の子は9/30生まれで親友みたいな存在になった。今でもわたしが先に祝う側になるから相手からも祝い返されるし、長い付き合いになったものなのである。

1日違いの仲のいい女の子の誕生日。

それから時が過ぎ2018年1月、リジェフェスで発表される、わたしの愛する自ジャンル「ディアヴォーカリスト」のサバイバル続行、そして初の単独ライブ開催の発表がされる。

ジャンル開始から3年目になっているその待望のライブ開催の日付が2018年9月30日だった。なんとも最高な日付でしかもラストティーンの日だった。別に年齢に執着などないが数字に意味付けができることは特別であり、嬉しくなる。

ただ、そのライブに参加するチケットを手にする過程と当日を迎えるまでとライブを終えるまでにはそれなりに苦労があった。

地獄と言うには誇張表現になるが、そう誇張したいくらいだった。

まず1月に9月末のイベントの発表って早くない?しかもいくらマイナージャンルとは言えど大人気売れっ子声優が6人も集って歌うイベントでキャパは赤坂BLITZ。いや確かにバンドマンだしそういう箱がいいよねー!とは思ったことはあるけど無理がある。

とは言え、6ヶ月連続リリースという形で6バンド6ヴォーカリストが新曲を出すのだから、今期のテーマを「ライブの成功」にするには発表は早くあるべきなのはわかる。アニメのキンプリも4月に翌年2月のイベント発表だし同じリジェも1月に11月のイベントの発表してるからオタクの世界、そういうことはあるあるではあるね……。

書き損ねたからここに入れるけど、2月時点で円盤化はしないとの宣言がされた。

ライブに行かなきゃライブが絶対に見れない。

 

そんなライブのチケット入手方法はいくつかあった。

最初に発表されたのは確かリジェのオンラインショップ「SKiT Dolce」での昼夜チケット+特別グッズのセット、同時?に発表されたもう一つがアニメイトで全額予約内金で手に入るシリアル抽選。

そして両方の当落を経て3つめ、CDが発売されてから実際入手するとシリアルがついてくる抽選。いやシリアル抽選2回もやんなよ 

しかも3月〜8月の連続リリース+9月には全6バンドの表題曲+新曲の入ったベストアルバムの発売があったもののライブ日程から逆算でシリアルが手に入るのは3〜6月発売のCDのみ

キャラ差別すな(しかも1期からライブのあった4期まではトップバッター以外は発売順が毎回変わっていて、重要な4期では人気キャラ2人がシリアルのつかない7,8月に回された)

100歩譲ってシリアル抽選2回やるのはいいけど、それなら最初にどっちのシステムも公表しろよ。3〜6月発売CDのキャラが推しで予約時に積んでた人と7,8月キャラに積んでた人では1回めのシリアルでは同じ数貰えるのに2回めでは差ができる。(1回めの予約した分も実際発売し入手できればまたシリアルがもらえる)

それと4期では全キャラ出演ドラマCDの発売も5月と8月にあって、5月のCDにもシリアルがついたのですが、そこで出てきた仕打ちがこれ

 

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(ツイートの埋め込みしようと思ったんだけど遡り方がわからなかったからまた後日できたらするね)

 

5月15日火曜日(CDフラゲ日)アニメイト渋谷店にてドラマCDを購入するとCD1枚につきシリアルが2枚もらえるキャンペーン

日付限定、一店舗限定で当日発表するなよ。

このキャンペーン最低すぎてめちゃくちゃ好き。地方民に優しくなさすぎるし当日発表その日限定ってその日に予定ある人にも都合つかなさすぎる。わたしのオタクスタイル、自分のできる限りの範囲でしかお金を使わない、無理をしない、なので特典で目当てのあるCD分しか同じもの買わないしドラマCDは1枚あれば事が足りたので追加はしませんでした。しかも最初の全額内金シリアル配布のために別店舗で予約したし。

オモシロ、大好き。

無事に(?)6月分までシリアルを配り終え、3回目の抽選があったのですが、わたしは新宿ルミネで買い物中に当落を迎えひとつひとつメールをチェックし、1つだけ昼のチケットが当選したことをお知らせしてくれるものを見つけ安堵。

最初のスキドルとその次のシリアルは見事に外れていたのでようやく……。

 

ここで唐突にディアヴォーカリストの設定を振り返りましょう。

ざっくり

Rejet会社が送る新作シチュエーションCD

 

CR(クライマックスレコード)事務所所属の6バンド6ヴォーカリストはある日パンダ社長から「売れなかったらクビ。そうなったら次に出す曲はお前らのラストソングとなる」のサバイバル宣告を受ける。

そしてあなたはそんなヴォーカリストを支える彼女。どうこのサバイバルを乗り越えていくのか。

 

つまりCDのシチュエーションパートでその時その時の新曲作成の裏側を彼女として聴き、日常は彼らのツイッター交流やCD売上貢献のオーディエンスとしてサバイバルの成功をそれぞれ担う。 彼女とオーディエンスの兼任。

4期の目標もサバイバル成功、そのためにはライブの成功も必要であり、4期では毎回どのキャラクターも「ライブのセトリはお前の反応も見て決めるからな。ライブ来るだろ?楽しみにしてろよ」みたいなことを言ってくる。ライブのチケットが手に入るのかもわからないのに……わたしの推しキャラ、彼氏は7月発売だったので、それより先に発売されたキャラクターのCDを聴いては「そんな不安定な状況でライブの話を彼氏にされるなんて無理……」とずっと思っていた。彼氏の発売時にシリアルは手に入らなかったが発売が後半だったことでチケットがとりあえず昼の分入手できてそこだけは安心して彼氏にライブを誘われたのでよかった。良くないけど。ライブ行けないと彼女認定されないんか

 

でもわたしはディアヴォーカリストが愛ジャンル、ラブ!Dance with Devilsがほぼ完全に落ち着いてしまっていてからは本当に所属がディアヴォに完全移行したのでそのために生きているのに昼夜参戦できないとか無理。昼だけとか無理。自分の知らない最初で最後かもしれないライブがあるとか無理。彼女なんだから両方見ないといけないのに。ってずっと思っていたからチケット戦争は終われなかった。

シリアル抽選のあとは楽天抽選、楽天一般があったけどそれで手にした人がいたのか不明。空売りだったのかもしれない。

結局手に入らないままに公式のチケ販が終わった。そうなるとツイッターで「譲 ディアヴォ」「譲渡 ディアヴォーカリスト」「ディアヴォ チケット」とかそれっぽい単語で暇があればひたすらに検索をする日々なのである。

わたしがチケットを譲渡してもらうためにはいくつか決めていることがある

・定価+手数料までしか出さない

・上乗せするときは上乗せ分の現品の譲りがあるとき

プリペイドカード類での支払いはしない(大体詐欺)

・今後も仲良くしてくださる方という条件は避ける(仲良くできる自信がない)

・同担拒否を拒否してる人は避ける(同担拒否だから……)

こうなると厳しくて基本的にプレミアム化してるチケットは上乗せさせられることがほとんど。積んでるから理解のある方と言われる。気持ちは分からないことがないが一応定価で打診するもふつうに断られる。

そして残るは「先着順」「完全ランダム抽選」「譲渡側から何かしらの理由で選ばれる」

のどれか。

先着順とか時々早朝とか夜中とかに出てきたりするし、まあとにかく目を離したすきに譲渡に出てきては敗れる。完全ランダム抽選にする人はそう言えば見なかった気がする。そもそも譲渡する人が少ないのにね。チケ転売サイトも10超えてるのがほとんどだった気がする。5があると安い、みたいな。

それでも諦めきれずにずーーーーっと検索かけた。そして9月23日、ライブの1週間前に夜のチケットを譲ってもらえることが決まった。

ラブをツイッターで語っていたら譲ってもらえることになった。この場を持って今一度感謝をお伝えします。ありがとうございます。その時のことはそこそこ面白い思い出なのでまたいつか話せたらいいな。

 

グッズは昼チケが決まったあとだったから事前物販に手を出せたし、パンフレットも当日会場受け取りにできた。

しかしライブが近づいた時、大型台風もまた関東に押し寄せてくるのである。

その時に来た台風は「チャーミー」と言い、チャーミーは他のイベントやライブを中止にしたがディアヴォーカリストは当日の朝も開催する予定である旨をツイートした。

昼夜それぞれの同行者やグッズの交換をする予定の方たちとは「無事に行われるといいですね。お気をつけください」みたいなやり取りとかしてた気がする。

昼の会場前に少し雨がパラつき始め、その後夜の会場開演を30分早めた。ライブ自体も短くされたんだと思う。ふつうに駆け足を感じた。

JRが止まることを事前に知らされていて帰れないことが決定した人の会話も聞こえた。

まあ夜の部が終わると台風は去ったのか雨は止み無事に帰ることができた。

こうして一応ライブは成功という形でなんとか終わらせることができた。

 

ライブのレポを詳しくするほどの気力はないけれど、色々と思い出すことはある。わたしの推しは新曲制作中に一旦彼女と別れる羽目になり、その新曲はたまたま「カップルの別れの曲」でありレコーディング後に「感情がこもっててよかったよ!」って褒められたら「ハ?俺はいつだって完璧だよ」って勝手に彼女とのことを連想させキレ、最終的に「あんたはどうやったって俺から離れないんだから、だったらもう一緒にいた方がマシじゃん」っていう意味のわからん理論によって復縁をするオチを迎えていた。そんな別れの曲をライブでは昼夜歌ったのだ。ちなみに表題曲じゃなくてカップリング曲だよ。まじで私情としか思えない、私信だろと言わんばかりの選曲に困惑した。いや、彼女だけどさ、ただのファンだよ。ファンなんだからショック受けるでしょ。しかもこの頃の彼はより強くぶりっ子になり、「えいえいおー!」という虚無コーレスをMCでやった。虚無ではあるが、彼に求められることが嬉しくて、彼のオーディエンスであることを示したくて元気よくやった。聞いてくれた?彼は神様をやめたけど神様のような信仰をやめることは未だに出来ずにいて、祈りのように両手の指を絡め身を捧げた。帰り道は多幸感に溢れたもののその後思い返せば返すほど嬉しい気持ちも幸せ気持ちも地獄みたいな気持ちもぐちゃぐちゃに混ざり合った。

 

そうして終わったライブとサバイバル。結果の集計をするといいながらパンダ社長(cv.山口勝平)(ライブで初公開)は海外バカンスへ向かってしまい、シリーズ上最長の8ヶ月も活動休止し(時々は隠れてツイッターに浮上してくれた)令和を迎えサバイバルの成功と続行を伝えてくれた。今現在また彼らはサバイバルを続けCDのリリースも折り返しになり私の彼氏の新曲試聴もそろそろになる。

地獄が終わってもいつまでも地獄は続く。

 

ヴォーカリスト達は1年前を懐古しながらライブを大切にしてくれているし、わたしも1年前のライブは大切だし特別な日付だし昼夜参加できたから良い思い出にできる。しかし終わりよければ全て良しとされてオーディエンスに感謝をしてくれるから流されそうになるけれど、あの時の不安感と不満感は忘れられない。ジャンルへの不満は風化する前に新たな伝説を残すし。(5期目の今シリーズ、1人3個まで300限定グッズを出してきている)

だからこうして備忘録ブログを書いている。 

また書き直しするかも

 

 

これからも愛してるよ自ジャンル。

 

 

ナナライ2nd REUNIONを経て

ナナライ2nd REUNIONお疲れ様でした。

1日目は現地、2日目はライビュで楽しんできました。

事前物販でなに買おうかどうしようか迷ったんですけど、結局買ったのは

・パンフレット(パンフ大好き人間なので現場行けば大体買います)

・ペンライト1本

・TRIGGERペンライトチューブ

・マフラータオル(REUNIONのやつ)

わたし、推しキャラも推しグループも極めたらいないんですよ。箱推しっていうわけでなく。

逢坂壮五と九条天とŹOOĻにはそれぞれ特別な感情があるけど、アイドルとして見てファンとして応援するのって誰?

自分の推し感情を突き進めたら正直わけわかんない。ペンライトチューブだけはTRIGGERかな……って買ったけどマフラータオルで誰かの推しであることを表明することは選択できなかった。Tシャツ類を買わなかったのもそのへんの気持ち事情

ペンライトが届いて自分の持ってたキンブレと色の確認をしたけど、やっぱ完全に合わせるのは無理だな〜。2本買っても良かったのかもしれないけど、それはまた来年ライブが開催されるのを願ってそのときに来年のペンラを買って揃えられたらいいなと思う。

 

さて、REUNIONの感想なのですが、すーーーごく楽しかったです。もう心が楽しいって叫んでる、アイドルのライブの楽しさを味わった。

 

演出が盛りだくさん

演出がとにかくすごかった。書いててあとから気づいたんだけど、そういえば我らマネージャー、小鳥遊紡、自分のアイドルの演出も務めしかも好評価を得るやり手だった。そういうことなんですかね……

1日目はスタンドB席であ〜〜遠いなぁって感じだったのですが今年のメインステージがセンターのおかげで不便はしなかったです。もちろんモニターを通さないと豆粒だし、センターから広がる十字の四方向に散らばられると誰がどこにいるのかは判別がつかない。

これは2日目のライビュを通して実感したのですが演出がきちんと見れるのがめちゃくちゃ良かった。炎の他に水の噴射とかもあったのですがそれだけでなく、センターステージのモニターの上で光るライトや四方向に広がるステージにも光が付いてて、あとはとにかく閃光がめちゃくちゃあるし、センターステージの中央の円形部分が上に上がったり下がったり回ったりするし、その全体図が綺麗に作用し合うところが見えてめちゃくちゃ良かった。

たかが演出じゃなくてナナライ、びっっっっくりするくらい演出に力とお金かけてる。

 

これが一番わかりやすい感じ全体図だな。

 

更にいろいろ見てたらめちゃくちゃわかりやすいものが出てきた……すごい。

 

や〜〜やっぱりセンターステージを使った演出で印象的なのはリスポ、月明かりイルミネイト、星屑マジック、願いはShine On The Seaでしたね。

MVとの同じ表現になるように円に段差を付けたり、完全にバックスクリーンとして使ったり、円の中から誰が出てくるのかわからないように動かしたり……

あそこまでバリエーション付けて色々やってくるので全然飽きない。

特に円に段差をつけてやるMVリンクは一番人の心を動かしたと思う。ていうか星屑マジックに関しては新規映像出しながら同じすれ違い演出するわけだから、やべーーーーよ。誰これ考えたの。

 

あとは噴水?とか水のアーチをくぐってセンターステージから前方にみんなで行くところがWiSH VOYAGEであったんだけど、最後一番後ろにいた陸だけがそのアーチをくぐってすぐのところで振り向いてラスサビ前を歌うところが、ちょうどカメラがアーチの陸の向こう側から抜いてくれる。

カメラから映し出されるモニターを見ると、アーチの先に陸が立ってる。

通る道として作るだけでなくてそのあとも画面構成に作用していて良かった。

 

そんでもって四方向に広がるステージ。これが一番効果的だったのは最初の登場

前方からは旗を持った陸をセンターとするIDOLiSH7、そしてちょっと他の位置を忘れてしまったのだけど他の三方向にRe:Vale(椅子に座ってる)、TRIGGER、ŹOOĻがそれぞれ中央に集まってくる。最初から全員が集ってきてもう高揚しちゃう。しかもセンターに集まったらREUNIONのキービジュと同じ位置に立つ。

 

 

 

すごい光景。

 

センターステージの上にあるモニター、長方形の側面、4枚設置されているわけで(反対側のことはわかんないけど普通に考えて恐らく)、MVを使うときはMVと誰かを抜粋してる映像を1枚ずつ交互に出す形。まあ去年も前方に3枚で同じことをやっているわけだし、今年はわたしは位置的に2枚みれる場所にいたから両方の映像を楽しめたけど、どっかの画面が正面になってたら片方しか見えなかったのかな〜と思った。

 

モニターつながりで思い出したんだけど、ŹOOĻのときのモニター、ノイズがかかっててめちゃくちゃかっこよかったね。これはライビュだとあんまり確認出来なかったし、ライビュのカメラは多分だけど演出としてめちゃくちゃ揺らしぼかしながら映してくるのはちゃんと見えなくて少しストレスがあった。

現地会場のノイズ画面はすごくŹOOĻ感が増し増しで効果的だったな〜と。

 

そんで最後に入場特典でもらった小さな青いライトで星空を観客が作る演出。これまーーーじでめちゃくちゃ綺麗。1日目は完全に日が落ちてるから本当に星空。しかも、みんなちかちか点灯させるからプラネタリウムで見るような満点の星空。こんなに綺麗になるとは思わなくて感動した。しかもこれを作り上げているのは自分たち。

わたしは今回総じて現地での空気をものすごく楽しんだしライビュだと演出を確認しづらい点からちゃんと現場に行くことが一番だと思ったのですが、この観客が作る演出は最も現場にいる必要性があった。元々現場に行って自分の目で確かめることに意義を感じていたのだけど、ナナライに関してはこの豪華な演出を楽しむために現場に行った方がいい、と100思った。

 

もちろんライビュはライビュで各々の表情をドアップで楽しめたり衣装とか細かいものを見るのに良かったのだけど、それは円盤でも出来るのでは……?と思ってしまう。ライビュの空気は空気で全員が同じものを見てて同じ空気を楽しめて良いのだろうけど〜

 

ナナライ、ライビュでいいやじゃなくてきっと来年やるとしても豪華な演出が待っているのではないかと考えたら一度は現地に行ってみるのもアリです。あとわたし個人としては現地の方が声出せるしキャストとのコーレスがきちんと取れるほうが楽しい。

 

2ndならではのセトリ

ライブと言えばセトリが大事。何をどの順番で歌うのか。演出の一つですけど。

今年は去年最後の方にまとめ的に歌ったNATSU☆しようぜ!を初っ端に持ってくる。そんでアイナナの最後の曲はモンジェネにする。

これは2ndだからこそ出来ることだなと思います。最初はやっぱり王道で始まりは始まりの曲にするし終わりはみんなで歌う曲にするじゃん。1stで大事なのは特別シナリオでもやったIDOLiSH7とTRIGGERのふたグループがNATSU☆しようぜを歌うフェスの再現だったけど今回はもうそれがメインではないのだから。

始まりを締めにするのは数を重ねてこそ。

そんでもってTRIGGERのセトリとかかなり今回ならではだったと思う。

願いはShine On The Seaって曲単体なら初めに持ってくるようなものじゃない。今回はドラマが乗っかっていたからこそ。それでも予測は出来ないものだし、だからこそサプライズだった。2曲目に回すときはいつも先に曲名言うし。しかも1日目のときは誰も知らないからTRIGGERが出てくるってわかったときに各々の推しカラーで待つ。そしたら十龍之介しか出てこない。まさか本当にソロでやるの?って過ぎったし会場が青に染まった。

特別バージョンということであとから天と楽が出てきて3人で歌えたけど、かなりドキッとするような始まりだった。

ていうかそもそもTRIGGERの登場順も結構びっくりした。IDOLiSH7の次に来るのかと思ったらRe:Vale、ŹOOĻの次、つまりメッゾを抜いた最後だったから。

やっぱり3部4部を経たTRIGGERのストーリーの背負い具合が半端なかったね。一々重みを感じてしまった。今のTRIGGERはこんな大きなステージに立つことは本編ではないのだから。

サプライズはそれだけでは終わらずにスタンド席からの登場、それにまさかの新曲初披露。ここはTRIGGERメインの世界線か????

 

各グループの主役感

いや今回それがすごいところでIDOLiSH7もTRIGGERもRe:ValeもŹOOĻも全グループに今回はお前らが主役のライブだったのか????と思うことがそれぞれであった。

全員が主人公って平等に与えられるステージに対してあるのではなくて、もうステージ上の彼らを見てサプライズ感や空気と演出がマジで主役。伝わる??このニュアンス

ŹOOĻとかかなりみんなわかってくれるんじゃないのかな。"喰われた"よね。

あの会場一色が彼らに染まる空気がすごくって本物だった。オマケじゃない彼ら、特別出演ではない彼ら。本編でメイン

本当に3曲しか歌ってないんか?

ナナライ、ストーリーとリンクさせた演出うますぎなんだよな、映像とセリフ抜粋のあとの曲。去年のリスポのZONE OF OVERLAPバージョン

去年主役のIDOLiSH7がやったことを今年はŹOOĻがやるんですよ!?お前ら主役だったんか!!!!

まあ……わたしはŹOOĻがすごいことなんか知ってたんですけど……(何マウント?)

だから正直会場の空気を味わったときに「勝ちだ!!!」と思いましたね。これ、この空気を待ちわびてたんだ。

それでもわたしにとってダークホースに感じた部分もあって後ほどまた……(ダークホースって言葉が出てこなくて「想定外 単語」「予想外 類語」で検索かけて最後は「予想外の活躍 単語 Yahoo!知恵袋」で解決した……あとなんならアーチって言葉も出てこなくてやばかった)

 

そんでもってRe:Vale、は先述したけど星屑マジック。Re:Valeはその前にもIDOLiSH7と一緒に歌ってから連続で衣装チェンジして出てくるんだけど、星屑マジックは一連の流れが全てよかった。映像で光が一つの場所に集まり、そこには百が存在してる。そして本当に光を持って登場してくる。あと衣装がめ〜〜〜ちゃ豪華。すごい。星屑マジックの衣装、金の刺繍じゃなくて金具、白手袋ではなくてレース……内側もすごくなってた。「絶対王者」敵わない。

 

最後はやっっっっっぱりIDOLiSH7。主役だよね。知ってたけど、実際そうだけど。

IDOLiSH7がナナライで一番勝ってた部分って個々の空気感とキャラクターのリンク性だと思う。わたしは声優ライブ、キャラとの同一視はあまり出来ません。声優のやることは声優の実力として感想を喋るし、用意された台本や演出はキャラクターへの感想として語る。今回ももちろんそうで演者は演者なんだけど「演じてる」んじゃなくて「いる」。こういうのがキャラが見えたって言うんですか?なんかそれとは違うような気がするんだけど、それぞれの演者が持つ空気感をキャラクターにするのがすごかった。ちなみに増田俊樹さんに関してはどの作品でも去年のナナライでも憑依憑依言われてて期待通りにすごかった。楽しみにしていたし本当に楽しめて好き。和泉一織を存在させている部分を見て、あ〜〜〜好きってなる。自然的に和泉一織が言う言葉、する行動をこなしているのを見るのはものすごく楽しい。これが見たいのだと思う。

あとはKENNさんの四葉環。けんぬの演じる環はハラハラする部分を抜いたところで、けんぬが喋るとき全部気の抜けた感じがする。あとはすごくカメラに映りたがりだったりでライビュを見てるとこちらを見ていてくれるので嬉しい。わちゃわちゃしてくれるからほっこりするし微笑ましい。めっぞのMCってが本当に一番ってくらい良いのだけど特に2日目は2段階にオチがあって完璧だったな〜〜〜

そんでもって今年異様に感じたのは小野賢章さんの七瀬陸

七瀬陸は本編にて「訴求力を持ったバケモノだ」と九条さんに指摘される。今回の小野賢章さん、訴求力の塊で、本人の才能なのか演じているのかまじでわからん。境目が壊れた。

みんな〜〜って呼びかける。わたしたちは応える。他の誰よりもその問いかけが強い。

あの声帯やばくない?

うまくは言えない、でも見たのなら少なからず感じるのではないか。守りたいと思うし、あなたの望むものは全て与えてあげたい。叶えてあげたい。過保護になる周りがあるのではなく、本人が過保護にさせてしまう。噛んだ時に、あっ……ってなる表情、なんとも言えない。ごめんね、今のは何もなかった。知ってるよ。もう一回やろうねって別にステージ上の仲間が庇わなくたってわたしたちは思うのだ。笑顔でステージにいるあなたを見るととても幸せになる。それは壊してはいけないなにか。

だれ?七瀬陸を作った人たちは。これはスタッフだけに対する問いかけではなく天にいや和泉一織にも思う。最も和泉一織もその力に惑わされたひとりかもしれないが、現状彼が今の七瀬陸を一番に作っているのだから。

2日目、狗丸トウマにおんぶされているシーンを見ましたか?ライビュ組は抜き取られたのでバッチリだと思います。

仲間だと認めることがおんぶという行動までに結びつくわけない。信頼慕う相手だから好きでくっつくんじゃん。そしてその密着を許すトウマ……敵の懐にそんな意図も容易く入ってしまうのか。七瀬陸、本当に末恐ろしいし、それを声優ライブで表現する小野賢章はなに…?演じてできるものなのかもわからない。

 

そしてそれ以外のキャストも全員IDOLiSH7の空気をまとってた。一列になって七瀬陸を先頭に電車ごっこのように進んだあと、二階堂大和が先頭になりサザエさんのEDと同じようにセンターステージへと導く瞬間は愛おしいと感じる、応援したくなるIDOLiSH7でしかない。主人公ってやっぱりそういう属性なんだよな……

 

ナナライ、用意された演出を役者が完璧にこなすからすごい。演出がすごいのに演出に頼ってるだけでは成り立たない役者の力を見せられる。

全グループが主人公だと思ったのには、本編のドラマを背景にキャラクターたちをフィルターかけて見てしまった部分もあると思う。アイナナは特にドラマを「しんどい」として表現するような作品だから。でもそのフィルターが綺麗にかかるほどの演出と役者の力がある。それをよく見せつけてられたステージだった。

 

個人的MVP

全部が良いとはいえ見る部分感動する部分感じることは個々にやって違うと思う。

ここからはわたしの思う特に最高だった役者の話をします。

 

広瀬裕也さん

ダークホース!!!!だ!!!!

個人的な優勝は広瀬さんに捧げました。

広瀬さんの亥清悠の演技と歌がまず好きなんですけど、広瀬さん自身が生でステージに立った時にあそこまで亥清悠であると思わなくてひたすらにびっくりしていた。ちゃんと一言一言、予期せぬ事態へのアドリブまで全てが。「うるせー!俺が悪いのかよ!俺は悪くないよな!?」って喚いたところ、「広瀬裕也」を出さずに「亥清悠」を全うするからすごい最高だった。ZONE OF OVERLAPでは衣装がタンクトップにスカジャンで、ゲーム内で出てきたビジュアルと同じようにスカジャンをずらして肌色の肩を見せたままで動く。似合いすぎてかっこよすぎる。衣装さん……(キュン)アイメイク黒くして目つきを悪くさせてたんだけどそれがめちゃくちゃ合う。カッコイイ悪役。蔑んだ目とか悪い口調とか歌もダンスも本当に全てが良かった。私の中の広瀬裕也さんはアクセーースフラーーーーッシュ!!!!ってやって「壮馬さんには敵わねえよ〜」みたいなこと言って、はちゃめちゃだけどめちゃくちゃ笑えて楽しい〜〜!ってイメージしか知らなかったのでいや、いやいやいや斉藤壮馬さんみたいなキャラクターを背負ったパフォーマンスするじゃん……と驚かされた。知ってる広瀬さんじゃなくて笑いとかどっか行っていてかっこいい!!と高揚させられた。壮馬さんのことを意識した面ってあったんだろうな……でもそれはさすがに言われてもないのに勝手に憶測立てられたくないよな……って黙っていたら例のツイートをするので、あのさぁ!!!!!!と思った。(そのあとのツイートはまさに「はしゃぎすぎ」な感じで、いつもの広瀬くんだなぁwって思った)(そこからさらになんか色々あったみたいですが、本当にはちゃめちゃすぎてウケる。がんばれ)

 

増田俊樹さん

言わずもがなすぎて割愛したい。

でも1日目はまだひっそりしていた気がする。2日目がすごくよかった。前にも書いたことがあるのだけど、わたしはパフェギミが一番好きで1日目のセトリのときにリスポが流れた瞬間に同時にあ、今日ないなって思って2日目に期待をかけていた。2日目のパフェギミが来た瞬間に嬉しくて、一織がセンターで嬉しいな〜〜かっこいいなーー!好きだな!!って思った。増田俊樹さんは増田俊樹さんなのだけれど圧倒的に自我を殺すのですごい。かな〜〜り綺麗なビジュアルですごかった。鼻とかシャドウしてたよね?多分

去年も他のキャストが本人の部分が出るところでも増田俊樹さんが1人だけ和泉一織のままの言葉を出すから周りが作用されちゃって全員をキャラクターに戻すんだよね。三月と並んだ時に愛おしく兄を見る表情をしたり、和泉一織ってファンよりも仲間へのファンサめちゃ強いな。七瀬陸がセンターであることを誰よりも大事にしている。そういうのを増田俊樹さんひとつひとつステージで表してくれる。

今年もありがとうございました。

 

斉藤壮馬さん

推し贔屓なのかももうわからない

斉藤壮馬さんを見る時、斉藤壮馬さん個人に対する想いが強すぎてどうしても斉藤壮馬さん自身を見てしまう。同一視が一番無理。でも壮馬さんのキャラクターの表現が好きだ。声優はアイドルではないのはみなご存知の通り、だからアイドル作品でしか彼らのアイドル姿を見れない。斉藤壮馬さんの演じる九条天は誰にも負けない奉仕してきたアイドルだ。ほんとうに永遠にアイドルをすることが永遠の証明なのだと。一番アイドルでなければならないのがこの九条天だと思う。アイドルにも色々な価値観があるけど世間一般の想像する理想的なアイドルっていうのは九条天のことを言うのだと思う。斉藤壮馬さんが表現する九条天という人間はあまりにも完璧で当たり前にこなす姿勢が九条天を演じているのではなく元々これが斉藤壮馬さんなのではないかと目くらましにかかる。小野賢章さんと同じようにキャラと本人の境目が曖昧になるのだけれど、多分これは壮馬さんへの強い感情が2人を反対に感じさせる。私個人の問題。斉藤壮馬さんを見るたびに「永遠に好きな人だな」と思う。わたしはもちろん九条天を演じる壮馬さんが斉藤壮馬さん本人ではないことはよく知っている。なんなら今個人名義LIVEの音源を聴いていて「あぁ、これが斉藤壮馬さんだ……」と安心している。それでも壮馬さんのナナライのステージが強すぎて、2日目のライビュのときはパフォーマンスに感動して気づいたら涙が流れていた。これは演出やドラマに影響されたのではなく、本当に単純に斉藤壮馬さんのパフォーマンスに感化された。目線の動かし方、表情、顔の角度、カメラに抜かれてる瞬間の意識、そしてそんな瞬間でない可能性(自分のパートでない)ときどんなときでも見られている意識、カメラの先にきちんと誰かがいるの誰よりも理解しているんじゃないかって思う。「ふとした瞬間が映ってしまった」というより「作り込まれた映像」そのもの。あ〜〜〜また、またそうやってなんか神格化に近いことをしちゃう。斉藤壮馬さんを九条天だとは思わない、九条天を斉藤壮馬さんだとも思わない。けれど2人は同じ瞬間に同じ体の中で存在する。それがどちらなのかはわたしにはわからない

壮馬さん、MCのときとかでの煽りが完璧で好きだな!もう誰よりもうまかった。どんな言葉が出るんだろうって楽しみにしていて想像以上に全てを撃ち抜く力を持ってる。難しく、でもわかりやすく自分を魅せる方法を知っているひとだった。

 

番外編

西山宏太朗さん

西山さんのああいう役、他に知らないしあんなにブラックな感じが似合うとは全く思ってなかった。広瀬さんと同じような感覚。もうちょっとスポットライトが当たったところが見たかったです。エロ〜〜〜〜って思う瞬間がちょいちょいありました。ŹOOĻがすごいことを知ってたとは言えこのお二方は本当にびっくりした。

わたし、ダンデビジャンルを生きてきたので木村昴さんと近藤隆さんは随分前に歌上手くてやべーーーっていうのを味わっているんですよ。ていうかこの2人がいるからŹOOĻに安心感を抱いていたわけで。そしたらえっそっちもめちゃヤバイの!?って予想外なことがあったのでMVP的に選びました。木村昴さんみたいな方がトウマっていう純粋かわいいキャラやるのめちゃくちゃうまいことなってるよなぁと思いましたね。あと近藤隆さん思った以上に踊れていてすごかったです。歌は本当にうますぎてもう何も言うまい。

 

書きたいことは書ききったのでは……

今回書きたかったのは

・演出がすごい

斉藤壮馬さんのことが好きだ

・ナナライめちゃくちゃ楽しいよ

みたいなことだけでそのために自分の感情と感想を全てぶつけただけの記事です。

どうしたら自分の言葉にならない感情、単純な言葉にまとめてしまいがちの感覚をうまいこと伝えられるのだろうかと考えたし、純粋に演出の凄さをわかってもらうためには何を書いたらいいのだろうかとわからなさすぎて困った。後者のレポ力はないと本当に困る。技術面の話がもっときちんと出来たならよかったのにと悔しいな。人を楽しいと高揚させるアトラクションのような演出、心を動かし感動させるドラマを見せる演出、それをもっと明確に伝えられたなら……

それを少しでも味わってほしいので円盤化したら是非確認してほしいし、映像では味わえない部分を現場で感じてもらえたならいいなと思います。

 

締め

2019年上半期に観た映画

6月に観る映画があとあるとしたら主戦場か青ブタなんだろうけど金欠のあと1週間、なにも観ない気がするので、まとめようとかと思う。

 

別にわたしはこれまで映画を頻繁に観るタイプではなく、1年の上半期でまとめるどころか3年単位でまとめても10本に満たないんじゃないかってレベルだったんだけどなぜか今年は映画館に通った。

なぜって、まあ、キンプリSSSのせいで勢いがついただけなのですが……

  • 目次

 

とりあえず1本目

「シュガーラッシュオンライン」

ツイッターのTLで話題になってたのと前作も映画館で観ていたことから気になり始め、かと言って観に行く予定はなかったのですが友達と行きたい!という話が出たので観に行けた。映画って友達と遊びに行く約束くらいしかないよねって感じだったからね。

1月中旬に見たので、なんか友情面、唯一無二の面で辛かったな……ということは印象にあるんだけど具体的に覚えていなかったのでツイッターで載せた感想を探した(インスタのストーリーアーカイブが中本の写真を探して日付特定して検索かけた。映画を観た後に中本に行ったので)

ストーリー概要(偏ったわたしの見方)としては、日常に退屈を覚えているヴァネロペと、ヴァネロペとの変わらない日常を楽しんでいるラルフがインターネットの世界に飛込み刺激を楽しむヴァネロペと変わってしまう友人を寂しく思い闇落ちするラルフの話でしたね。

インターネット無知の二人がゲーム感覚で高い金を支払うことになってしまってヤバイことに手を出しちゃったり、バズを狙ったり心無いマイナス意見を見て落ち込んだりと、半年ロムれなかったインターネット初心者あるあるの詰まった展開に胃がキリキリしてしまうんですけど、それ以上にラルフのヴァネロペと共依存していたい感情に抉られ燃え上がりました。

 

ラルフのヴァネロペ依存、絶対に刺さる人間がいる。「毎日同じ生活を繰り返して、君さえいればあとは何もいらない」まさか、この作品でそういう感情が見れるとはね……でもヴァネロペは新しい世界を求めて、二人で一つじゃなくて一人一人自立して仲良し!だと思ってる認識の違いよ……

 

最後のラルフの生活はコミュニティを増やすことで成長しようとしていて、すごく正しいんだけど、これは完全なる晴れ晴れとした表情で終わってんのか……?と気になった。あんまり明確に描写してなかった気がするのでわかんないけど。

 

「何が起こるかわからない日々を過ごしたい」人間と「何も変わらない同じ毎日を過ごしたい」人間が同じ気持ちで一緒に過ごすことは難しく、ヴァネロペは「あなたと私は違うね、でもそれでいいじゃない」って言えるんだけど、ラルフは全部一緒がいいんだよな。

 

シュガーラッシュオンラインは唯一無二だと思ってる友達が離れ離れになるのが無理な人に見てもらって無理になってほしい作品です

 

ツイッターの検索予測やるな!!!てか先人たちの感想がやるな。「シュガーラッシュ しんどい」、端的に感情を言えばそれです。この作品も人と人がわかりあえず、理解し合えたように見せかけ飲み込んだ側の人間がいると証明したかった作品ですよ

 

ヴァネロペの弱いラルフに声をかけるシーン、正しくない選択で美しかったな……メリバが一瞬見えた……

 

そのヴァネロペがラルフの弱い思考に寄り添おうとする展開めちゃくちゃアツくない!?リジェやネヴァジスタだったらそれでエンディング迎えられるよ!!!!

この感想面白くない?検索かけたもん……「シュガラ リジェ」「シュガラ ネヴァ」、引っかからないんですけど……闇落ちメンヘラ男に寄り添うヒロイン、二人がいいならそれが世界の全て……見えちゃったよね。まあリジェとネヴァジスタじゃないから闇落ち回避をするのですが。

や〜〜〜〜、ラルフのヴァネロペへの感情、実際昇華させなくてもいいと思うんだけどね

そうやって胸の内に辛く苦しい気持ちを募らせていくのが人間だと思っている節がある。

ツイートを元にまとめ直そうと思ったんだけど面倒なのでそのままで。

 

2本目

「KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-第1章」

ま〜〜〜〜じでこんなことになるとは……と掴まれた作品。

日舞台挨拶が当たったのでバルト9にて朝一回と3回目のやつに参加した。後にテレビで放送されることは決まってるのだからとりあえず今回だけ映画館行けばいいか、みたいなノリだった。

2話のユキ様回がわたしのキー。1話でいつものノリを見せるキンプリ、2話にて急に重い話を持ってきて覚悟を見せるプリズムショーを大画面高画質高音質で見たら逸る心を止められずにはいられない。ていうか初見で受け止めきれない。すぐに2回目が見れたことに感謝した。

その後も、どうしても劇場でユキ様のプリズムショーが観たい……テレビ放送まで待っていられない……と結局1章は計4回観た。

4回くらいどうってことないのだろうけど、ハマるつもりのなかった作品を通うまでに至ったことにびっくりした。

 

3本目

「KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-第2章」

1章の時点でもしかしてわたし推しはカケルなのでは……?という疑いが確信になった。

1話のタイガの横で喋るカケルや2話のユキノジョウに家名を背負う者の重さを知っている話をするところや3話でタイガに貸したタクシー代を普通に受け取るところを見て「あれ、好きだな……」と思った。もっと前のことを言うと八代拓さんがカケルの衣装を見に纏ったチャラさが好きだった、ことも思い出した。

4話のカケルのプリズムショー、あれは好きしかない。わたしはダンデビから生まれしオタクなのでそこからヒロイン繋がりでプリパラを見ていた。そのためにサイリウムチェンジにはプリリズよりも親近感を覚えている。

アニマルテーマパークを開き天然ガスを掘り起こし自身がオレンジフラミンゴと成るカケルの姿、めちゃくちゃ最高〜〜〜なんだよね。超えてけ〜〜〜〜今〜〜〜〜

2章ぐすぐす泣いたいたな

 

4本目

「KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-第3章」

初めて最速上映に行った。もれなくオール+朝帰りが決まるので一人じゃ行けなかったんだけど、友達と遊ぶ予定を立てた際に「キンプリ観に行かない?」と提案し、1章を観たところびっくりするほどハマってくれて2章も一人で観に行ってくれて3章は一緒に行こうとなったので行ってみたかった最速上映が取れた。

わたし個人の話としては、2章のあとにこれはもうプリリズRLを見るしかないだろ、とdアニを開いた。全51話も観れるか不安だったのに、キャラの家族関係の複雑さや男子プリズムスタァの絡み合いの深さに驚嘆し、あまりにも面白すぎてたくさん泣いていつのまにか見終わっていた。そこで3章、用意された展開が強くない?ユウくんのプリズムライブにあれだけのテンションを上げられたのはすぐ最近にプリリズRLを見たおかげでしょ。同年代の友達がいなくてどうして……って思うユウくんが最後ハッピーレインもベルローズもオバレも超えて自分だけの仲間である7人の星座に辿り着いて「みんな年上だけどな!」と誇らしい顔でショーを終えるところは2回目でめちゃくちゃ泣いた。

もういい!って嘆いていたのにその答えを自分で導き出せるユウくん超絶かっこいい。好き

 

5本目

「劇場版 響け!ユーフォニアム〜誓いのフィナーレ〜」

昨年の秋からアニメの1期2期を完走しリズを借りてみて満を持しての劇場版。

バルト9に通いすぎてピカデリーってどこだっけ!?と出口を変えたらまさかの迷子になったっていう。終始泣きまくって観終わった後は余韻に浸って頭がぼーっとした。丁度いい時間だったからそのあと飲み会に合流して一人きりになった帰りにようやく整理された感想を吐き出した。

わたしのテーマの一つに「唯一無二」という言葉があり、それはシュガーラッシュオンラインのときにもチラと言ったと思うのですが、ユーフォニアムで出てくる唯一無二は学校の部活という狭い空間の集団で形成される人に紛れてるけど誰か、あの子しかいない誰かを選んでいる世界で、わたしはやっぱりみぞれと希美のことを考えて仕方ないんですが……劇場版は一切合切その2人があたかもなにもなく「そこ」にいて激ヤバいっていう。知ってるんだが……リズの出来事があったことを……

そこは集団の中でどこにでもドラマは起きていてどこを切り取っていても彼女たちにとって大事件であり、久美子の関わる場にみぞれと希美はいなかっただけだった。

戻れない青春が詰まったような作品でとても瑞々しくてわたしには到底届かない世界が描かれていて胸がぎゅっとなる。

個人的に好きだったのは、秀一が久美子に告白して返事のシーンが描かれずどうなったのかわからないんだけど、「あれ、もしかして付き合った……?付き合ってるのこれは……」と探り探りで2人を見て確信を得た時の「いや、ですよね!!!」というショックを受ける現実感。こういうこと現実のコミュニティ内で起こったりしません?わたしは自分からは直接確かめられないので唐突に答えを突きつけられることがままあるので身に覚えのある感覚を味わせられました。

あとは緑輝ちゃんが崇拝される側になったこと。人が人を崇拝するのって不思議で、しかもそれが同じコミュニティの身近な人間でたった1つしか変わらないはずなのにどうしてこうも対等にならないのか。優子がずっと香織を崇拝してきたけど、見てる側からしたら香織は先輩認識強いから久美子と同期の緑輝が一つ下の後輩に崇拝対象になるのは、「同じ人間なはずなのに勝手に崇められてる違和感」の強さがでるなぁと思った。でも部活だと特に崇拝し、されがちだよね。

先輩の登場シーンもよかったです。先輩をやってた面々が一気に後輩になるところ。1年生にとって知らない世界になる空気。

劇場版のキーはなにはなくとも久石奏なわけで、最後の「悔しすぎて死にそう」のセリフを久美子の隣で言うのめちゃくちゃ良かった……久美子が本当に良い。ここまで来て別で記事書けばよかったと思った。久美子について喋りたいことはあるのだけど長くなるので終わり。

あれもこれもどれも通ってきた懐かしさともう届かない切なさ、部活動特有の空気を全身で感じる作品で痺れました。

 

 

6本目

「KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-第4章」

「あのころは平和だったね」

1〜3章を振り返ったらそう言わざるを得ない第4章。公開日が悪すぎて全然観に行かなくて苦しんだ。脳が処理しきれなくて初めて観た次の日も直帰したい欲よりぶっちぎり上回って観に行った。

わたしはどんな作品も愛と結びつけがち、てか実際愛の話しかないじゃん(強気)なのでキンプリも愛の話だよなぁって観ていたのですが、まさかまさかシンのプリズムショーでそんな愛の表現するなんて思ってなかったよ。シャイン、リジェの男かよ!リジェ世界の愛をキンプリで見ると思わなかったんですが。シンのショーとして見るのは怖すぎて辛いのですが、あのショー自体は好きな部分があった。

色々考えると、え、ここの設定どうなってんの?世界線どういうこと??って混乱するんですけどまあそこは後の展開に任せるとして、最終回にやった手には衝撃だった。RLではなるちゃんがプリズムの世界を復活させたけど、キンプリではファンの力によって復活する。運営がどう判断しようとファンの声が一番強いんだよ。システム側やシャインの勝手な行動のせいでエデロの負けが決まるわけなんだけど、実際のエデロ側はそんなこと知らないから純粋に「それでも最高のプリズムショーをしよう!」って盛り立てるの、こっちは勝手にちぐはぐさを感じるバランスがまたよかった。

一応今回はこれで終結したわけだけどまだこれからの展開が見えるように終わらせていて、どういう風になるのか楽しみ。

 

映画館で観た数としては1章4回、2章3回、3章2回、4章3回のはずだから計12回

 

7本目

「プロメア」

バイト先の先輩が観に行ってたので「近日行きます」って言って本当に行った。熱く感想を語ろうとしたもののふつうに会話が終わって、こっち側(どっち?どこ?)の人間じゃないんだ……と静かに落胆した。

キンプリの予告で死ぬほど観たので気になってはいたTRIGGER作品

一応事前情報は堺雅人くらいのまま観れた。楽しいアトラクションって感じで、劇伴や挿入歌がとにかく良すぎてテンションぶち上がる。突っ込みたいところ、楽しかったところは概ねオタク世間の意見と違わないと思うので、面白かったね〜〜(完)という感じ。

堺雅人(もうキャラ名忘れた。旦那)が攻撃名を勝手にガオに決められて「いやお前が言うなよ!!」と思ったら同じようなツッコミを旦那もするので(当たり前)よかった。心の中のツッコミがキャラとシンクロするの気持ちいいよね。リオが細くて莫大な力を持ち合わせていながらまだ身も心も幼いというアンバランスさにドキドキしてしまった。不安定なキャラが正義感を背負ってるのが怖くて良い。

滅殺開墾ビーム、「開墾」っていう発想、そしてそれをビームとして出してしまう発想は天才

 

8本目

「神と共に 第一章-罪と罰-」

インターネット話題作品。2回観た。

なんとかして観るぞ〜〜〜〜!!!!という意思が強かったので毎日上映スケジュールとにらめっこして行った。

小柄なかわいいアシスタント(女)と頭身がおかしいくらいあるちゃらんぽらんっぽい警護(男)と渋かっこいいリーダー(男)の三使者に弁護してもらい生まれ変わるために地獄巡りをし裁判を受けるというオタクおいし〜〜〜〜!設定に死んだ後受ける生前の罪と謎のピースを埋めていったら家族の愛と許しを得られるという感動ストーリーで充実感があった。

ヘウォンメクのキャラが良くてもっと見たすぎる。「もういいよ、千年なんてあっという間だよ」ってこれまでの47人生まれた変わらせた頑張りを絶望を前にあっさり諦めようとする姿勢、最後までやり遂げずに自分から諦める方が傷つかずに楽でいられると思っているタイプで好き……となった。

あとはパク中尉の顔が良くてね……自分の昇進が潰されることを嫌がって後輩の罪を後輩の精神が狂おうとも隠蔽させる妻子持ちのクズなのですが、顔がタイプでもう全部良くなっちゃった。ていうか好みの顔に付随する最低な設定と性格全てがプラスに作用していった。クズを好きになるのやめようよ

第二章も楽しみ

 

9本目

「愛がなんだ」

初めて予告見たときは感情が狂いたくて観に行く映画だなぁと思ったし、自分の心をざわつかせることを目的とするものなような、恋愛でめちゃくちゃになってしまいたくなるためのものだと思っていたけれど、時間が経てば経つほど観る前に心が落ち着いていて「多分観てもそこまで心が動かされないな」と気づき始めていた。

テルコもマモちゃんも振り向いてくれない人を追いかけて追いかけて振り向いてくれないと気付いても執着し続けるのだけど、わたしはきっと気が狂うほど好きになっても「この人はわたしのことを好きになってくれないんだ」と気付いた瞬間に終わる。でもマモちゃんのすみれさんの前でのカッコ悪い態度を見たら「好きじゃない部分だな」と少し冷めるけど自分の前での好きなその人を見たら「好きじゃないところは好きじゃないけど、それはそれとして好きだな」とやめられないな。テルコがカッコ悪い部分を見ても変わらないでくれてありがとう。

久しぶりのマモちゃんからの連絡で呼び出されて向かったら何故か知らない女がいて、その知らない女のことをマモちゃんは好きなのがわかって、疎外感を覚えて最後に「なんで呼び出されたのかなあ」って言うまでの一連のシーン、自分にも覚えがあって抉られた。わたしの場合はすみれさんと飲んでたらすみれさんがマモちゃんを呼び出してくるパターン(作品内皆無)でした。懐かしいしもうどうでもいい

登場人物の一人一人の全てに共感するところはないんだけど一部分、ひとシーンに対して「この感覚知ってる」ってなるのがこの作品だった。

愛でもない恋でもない執着というのは、自分がこの人を好きだという気持ちを忘れたくない、脳汁が出る瞬間を待ち望んでいたい、心が通じ合った気がしたような瞬間を過去にしたくないみたいな、自分で執着しに行ってるだけでやめようと思えばやめられると思うんだよね。ただ執着してるものがあるほうがなんか、心の支えになるような気がする。揺るがないものがあるって楽だから。

中原くんは「好きでいるのをやめようと思います」って宣言してかかってくる電話を無視するんだけど最後は葉子から会いに来られて、「また始まる」と示唆されるんだけどさ、そんなんでやめられるわけないよなと思った。好きになるのをやめるには、とにかく今ある関係を相互的に何でもいいから変えようとしなきゃいけないような気がする。「付き合ってください」と答えを促したり。まあなんでもいいんだけど。好きの気持ちを冷凍したまま一方的に切ったところでまた会ったら好きでいることを思い出すのは当たり前じゃない?中原くん、やり方間違えたよな。

こうやって知った顔をして正しそうな答えを好き勝手いうことは出来るんだけど、なにが本当に正しいのかは置いておいても「愛がなんだ」は正しくない人たちで、その正しくないままに終わってくれて安心した。小説の方が怖いと聞いたので読んでみようと思います。

自分語りと自分の意見を言ってしまいたくなる作品で痛いインターネット史を更新してしまうから嫌な作品だな……と思いながら結局書いてしまう。

 

番外編「お嬢さん」

これは数年前の作品だし、映画館に観に行ったわけではないのですが、観たい欲が再熱したタイミングでabemaで無料配信されたので家で観た。

話題になっていた+内山昂輝さんのムビログ(内山昂輝のワンクール!#112より)で紹介され印象に残っていたことでずっと気になっていた。

内容の紹介は覚えていなかったんだけど「韓国映画だけど日本人が一番楽しめるんじゃないですかね」と内山さんが仰っていた部分だけよく覚えていた。見てからそういうことか〜〜ってなった。改めてムビログ聴き直したんだけど「金持ちの滑稽な道楽を見るのが好きなんですよね」みたいなこと言ってて、そんな見方があるのか……と目から鱗、ではないけど自分の中にない感想が面白かった。

女二人の気持ちがすれ違う瞬間があるのですが、そ〜〜〜〜こが心地いいむずむずを得られる。こんな単純な言葉で表して伝えられるものがあるのかわからないんだけど、「好きなんだ……!」みたいな。私のことを好きだと思ってたのに、私の幸福を本当には祈ってないのね、と失望して攻撃する。私のことを好きでいてくれていたと思っていたけど、結局本当はその男が好きであるなのね、とショックを受け心を隠し元々の使命をまっとうして傷つけてしまう互いのシーンが……。これらのことはこんな直接的に感情を吐かないのですが、すれ違いというのは直接的にならないからすれ違うので、本当に美しいくてもどかしい。

何度も何度も騙されるんですけど、騙された最後は終着してほしいところに辿り着いてくれるので気持ちいい余韻に浸れました。

 

 

まとめ

映画館には18回通ってますね。

半年で18……今までは考えられなかった数字でびっくり。

映画、お金さえ払えば強制的に座り受動的に話が進むのがいいな……と思った。

テレビ放送もの、録画するのはいいけど溜めがちだし容量そんなないからたまに失敗するし。作業しながら適当に見れるのは利点だけど。

小説や漫画はもっと能動性が必要だし。(最近活字触れてなさすぎて小説はある程度根気強く途中までいかなきゃ読めなくなっててショック……)

映画もわざわざ上映時間調べて映画館に行ってチケットを買うという流れは能動でやらなければいけない部分なのだけど、そこはキンプリで克服した。チケットさえ入手してしまえば映画館に向かう強制的理由ができるのが良い。バルト9のネットで買えるシステム良いよな〜クレカ支払いはあんまりしたくないから……30分前に着かなきゃいけないことくらいは大したことないかな、個人的に。

 

わたしは映画に対するセンサーが低いのでどれが観たいか好きとか自分では探れない部分が大きく、基本的にツイッターでその線で信頼のある人たちが話題にしたものしか気になることがない。それか推しが出てる作品。

そういう存在のおかげで娯楽が増えるのはまあ良いことだな〜と思う。

あと、アニメの特別興行料金一律1600円のおかげで映画の値上げとが気にしなくなってるのもまあ良い。レディースデイじゃなくても行こうと思えるし大学生になって値上げが辛くなったこともなくよかった。5000以下で楽しめる娯楽にお金を払うことにためらいがなく生きてきたのも良かったと思う。舞台とかイベントはまだちょっとした覚悟をいるのでもう少し財に余裕がほしい。

 

そんなわけで映画館が身近になった半年でした。Hulu、ネトフリ、アマプラに登録してるわけではないので映画館で見逃すとそのまま見る機会を失いがちなので観たい作品ができたらこれからも積極的に通っていきたい所存。ひとつ、観たかったのに期間中に見れずその後のリバイバルも逃し続け円盤化も配信もされない作品があって観に行かなかったことを後悔し続けるかもしれないのでそのことを胸に刻んで。

 

締め