2019年上半期に観た映画

6月に観る映画があとあるとしたら主戦場か青ブタなんだろうけど金欠のあと1週間、なにも観ない気がするので、まとめようとかと思う。

 

別にわたしはこれまで映画を頻繁に観るタイプではなく、1年の上半期でまとめるどころか3年単位でまとめても10本に満たないんじゃないかってレベルだったんだけどなぜか今年は映画館に通った。

なぜって、まあ、キンプリSSSのせいで勢いがついただけなのですが……

  • 目次

 

とりあえず1本目

「シュガーラッシュオンライン」

ツイッターのTLで話題になってたのと前作も映画館で観ていたことから気になり始め、かと言って観に行く予定はなかったのですが友達と行きたい!という話が出たので観に行けた。映画って友達と遊びに行く約束くらいしかないよねって感じだったからね。

1月中旬に見たので、なんか友情面、唯一無二の面で辛かったな……ということは印象にあるんだけど具体的に覚えていなかったのでツイッターで載せた感想を探した(インスタのストーリーアーカイブが中本の写真を探して日付特定して検索かけた。映画を観た後に中本に行ったので)

ストーリー概要(偏ったわたしの見方)としては、日常に退屈を覚えているヴァネロペと、ヴァネロペとの変わらない日常を楽しんでいるラルフがインターネットの世界に飛込み刺激を楽しむヴァネロペと変わってしまう友人を寂しく思い闇落ちするラルフの話でしたね。

インターネット無知の二人がゲーム感覚で高い金を支払うことになってしまってヤバイことに手を出しちゃったり、バズを狙ったり心無いマイナス意見を見て落ち込んだりと、半年ロムれなかったインターネット初心者あるあるの詰まった展開に胃がキリキリしてしまうんですけど、それ以上にラルフのヴァネロペと共依存していたい感情に抉られ燃え上がりました。

 

ラルフのヴァネロペ依存、絶対に刺さる人間がいる。「毎日同じ生活を繰り返して、君さえいればあとは何もいらない」まさか、この作品でそういう感情が見れるとはね……でもヴァネロペは新しい世界を求めて、二人で一つじゃなくて一人一人自立して仲良し!だと思ってる認識の違いよ……

 

最後のラルフの生活はコミュニティを増やすことで成長しようとしていて、すごく正しいんだけど、これは完全なる晴れ晴れとした表情で終わってんのか……?と気になった。あんまり明確に描写してなかった気がするのでわかんないけど。

 

「何が起こるかわからない日々を過ごしたい」人間と「何も変わらない同じ毎日を過ごしたい」人間が同じ気持ちで一緒に過ごすことは難しく、ヴァネロペは「あなたと私は違うね、でもそれでいいじゃない」って言えるんだけど、ラルフは全部一緒がいいんだよな。

 

シュガーラッシュオンラインは唯一無二だと思ってる友達が離れ離れになるのが無理な人に見てもらって無理になってほしい作品です

 

ツイッターの検索予測やるな!!!てか先人たちの感想がやるな。「シュガーラッシュ しんどい」、端的に感情を言えばそれです。この作品も人と人がわかりあえず、理解し合えたように見せかけ飲み込んだ側の人間がいると証明したかった作品ですよ

 

ヴァネロペの弱いラルフに声をかけるシーン、正しくない選択で美しかったな……メリバが一瞬見えた……

 

そのヴァネロペがラルフの弱い思考に寄り添おうとする展開めちゃくちゃアツくない!?リジェやネヴァジスタだったらそれでエンディング迎えられるよ!!!!

この感想面白くない?検索かけたもん……「シュガラ リジェ」「シュガラ ネヴァ」、引っかからないんですけど……闇落ちメンヘラ男に寄り添うヒロイン、二人がいいならそれが世界の全て……見えちゃったよね。まあリジェとネヴァジスタじゃないから闇落ち回避をするのですが。

や〜〜〜〜、ラルフのヴァネロペへの感情、実際昇華させなくてもいいと思うんだけどね

そうやって胸の内に辛く苦しい気持ちを募らせていくのが人間だと思っている節がある。

ツイートを元にまとめ直そうと思ったんだけど面倒なのでそのままで。

 

2本目

「KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-第1章」

ま〜〜〜〜じでこんなことになるとは……と掴まれた作品。

日舞台挨拶が当たったのでバルト9にて朝一回と3回目のやつに参加した。後にテレビで放送されることは決まってるのだからとりあえず今回だけ映画館行けばいいか、みたいなノリだった。

2話のユキ様回がわたしのキー。1話でいつものノリを見せるキンプリ、2話にて急に重い話を持ってきて覚悟を見せるプリズムショーを大画面高画質高音質で見たら逸る心を止められずにはいられない。ていうか初見で受け止めきれない。すぐに2回目が見れたことに感謝した。

その後も、どうしても劇場でユキ様のプリズムショーが観たい……テレビ放送まで待っていられない……と結局1章は計4回観た。

4回くらいどうってことないのだろうけど、ハマるつもりのなかった作品を通うまでに至ったことにびっくりした。

 

3本目

「KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-第2章」

1章の時点でもしかしてわたし推しはカケルなのでは……?という疑いが確信になった。

1話のタイガの横で喋るカケルや2話のユキノジョウに家名を背負う者の重さを知っている話をするところや3話でタイガに貸したタクシー代を普通に受け取るところを見て「あれ、好きだな……」と思った。もっと前のことを言うと八代拓さんがカケルの衣装を見に纏ったチャラさが好きだった、ことも思い出した。

4話のカケルのプリズムショー、あれは好きしかない。わたしはダンデビから生まれしオタクなのでそこからヒロイン繋がりでプリパラを見ていた。そのためにサイリウムチェンジにはプリリズよりも親近感を覚えている。

アニマルテーマパークを開き天然ガスを掘り起こし自身がオレンジフラミンゴと成るカケルの姿、めちゃくちゃ最高〜〜〜なんだよね。超えてけ〜〜〜〜今〜〜〜〜

2章ぐすぐす泣いたいたな

 

4本目

「KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-第3章」

初めて最速上映に行った。もれなくオール+朝帰りが決まるので一人じゃ行けなかったんだけど、友達と遊ぶ予定を立てた際に「キンプリ観に行かない?」と提案し、1章を観たところびっくりするほどハマってくれて2章も一人で観に行ってくれて3章は一緒に行こうとなったので行ってみたかった最速上映が取れた。

わたし個人の話としては、2章のあとにこれはもうプリリズRLを見るしかないだろ、とdアニを開いた。全51話も観れるか不安だったのに、キャラの家族関係の複雑さや男子プリズムスタァの絡み合いの深さに驚嘆し、あまりにも面白すぎてたくさん泣いていつのまにか見終わっていた。そこで3章、用意された展開が強くない?ユウくんのプリズムライブにあれだけのテンションを上げられたのはすぐ最近にプリリズRLを見たおかげでしょ。同年代の友達がいなくてどうして……って思うユウくんが最後ハッピーレインもベルローズもオバレも超えて自分だけの仲間である7人の星座に辿り着いて「みんな年上だけどな!」と誇らしい顔でショーを終えるところは2回目でめちゃくちゃ泣いた。

もういい!って嘆いていたのにその答えを自分で導き出せるユウくん超絶かっこいい。好き

 

5本目

「劇場版 響け!ユーフォニアム〜誓いのフィナーレ〜」

昨年の秋からアニメの1期2期を完走しリズを借りてみて満を持しての劇場版。

バルト9に通いすぎてピカデリーってどこだっけ!?と出口を変えたらまさかの迷子になったっていう。終始泣きまくって観終わった後は余韻に浸って頭がぼーっとした。丁度いい時間だったからそのあと飲み会に合流して一人きりになった帰りにようやく整理された感想を吐き出した。

わたしのテーマの一つに「唯一無二」という言葉があり、それはシュガーラッシュオンラインのときにもチラと言ったと思うのですが、ユーフォニアムで出てくる唯一無二は学校の部活という狭い空間の集団で形成される人に紛れてるけど誰か、あの子しかいない誰かを選んでいる世界で、わたしはやっぱりみぞれと希美のことを考えて仕方ないんですが……劇場版は一切合切その2人があたかもなにもなく「そこ」にいて激ヤバいっていう。知ってるんだが……リズの出来事があったことを……

そこは集団の中でどこにでもドラマは起きていてどこを切り取っていても彼女たちにとって大事件であり、久美子の関わる場にみぞれと希美はいなかっただけだった。

戻れない青春が詰まったような作品でとても瑞々しくてわたしには到底届かない世界が描かれていて胸がぎゅっとなる。

個人的に好きだったのは、秀一が久美子に告白して返事のシーンが描かれずどうなったのかわからないんだけど、「あれ、もしかして付き合った……?付き合ってるのこれは……」と探り探りで2人を見て確信を得た時の「いや、ですよね!!!」というショックを受ける現実感。こういうこと現実のコミュニティ内で起こったりしません?わたしは自分からは直接確かめられないので唐突に答えを突きつけられることがままあるので身に覚えのある感覚を味わせられました。

あとは緑輝ちゃんが崇拝される側になったこと。人が人を崇拝するのって不思議で、しかもそれが同じコミュニティの身近な人間でたった1つしか変わらないはずなのにどうしてこうも対等にならないのか。優子がずっと香織を崇拝してきたけど、見てる側からしたら香織は先輩認識強いから久美子と同期の緑輝が一つ下の後輩に崇拝対象になるのは、「同じ人間なはずなのに勝手に崇められてる違和感」の強さがでるなぁと思った。でも部活だと特に崇拝し、されがちだよね。

先輩の登場シーンもよかったです。先輩をやってた面々が一気に後輩になるところ。1年生にとって知らない世界になる空気。

劇場版のキーはなにはなくとも久石奏なわけで、最後の「悔しすぎて死にそう」のセリフを久美子の隣で言うのめちゃくちゃ良かった……久美子が本当に良い。ここまで来て別で記事書けばよかったと思った。久美子について喋りたいことはあるのだけど長くなるので終わり。

あれもこれもどれも通ってきた懐かしさともう届かない切なさ、部活動特有の空気を全身で感じる作品で痺れました。

 

 

6本目

「KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-第4章」

「あのころは平和だったね」

1〜3章を振り返ったらそう言わざるを得ない第4章。公開日が悪すぎて全然観に行かなくて苦しんだ。脳が処理しきれなくて初めて観た次の日も直帰したい欲よりぶっちぎり上回って観に行った。

わたしはどんな作品も愛と結びつけがち、てか実際愛の話しかないじゃん(強気)なのでキンプリも愛の話だよなぁって観ていたのですが、まさかまさかシンのプリズムショーでそんな愛の表現するなんて思ってなかったよ。シャイン、リジェの男かよ!リジェ世界の愛をキンプリで見ると思わなかったんですが。シンのショーとして見るのは怖すぎて辛いのですが、あのショー自体は好きな部分があった。

色々考えると、え、ここの設定どうなってんの?世界線どういうこと??って混乱するんですけどまあそこは後の展開に任せるとして、最終回にやった手には衝撃だった。RLではなるちゃんがプリズムの世界を復活させたけど、キンプリではファンの力によって復活する。運営がどう判断しようとファンの声が一番強いんだよ。システム側やシャインの勝手な行動のせいでエデロの負けが決まるわけなんだけど、実際のエデロ側はそんなこと知らないから純粋に「それでも最高のプリズムショーをしよう!」って盛り立てるの、こっちは勝手にちぐはぐさを感じるバランスがまたよかった。

一応今回はこれで終結したわけだけどまだこれからの展開が見えるように終わらせていて、どういう風になるのか楽しみ。

 

映画館で観た数としては1章4回、2章3回、3章2回、4章3回のはずだから計12回

 

7本目

「プロメア」

バイト先の先輩が観に行ってたので「近日行きます」って言って本当に行った。熱く感想を語ろうとしたもののふつうに会話が終わって、こっち側(どっち?どこ?)の人間じゃないんだ……と静かに落胆した。

キンプリの予告で死ぬほど観たので気になってはいたTRIGGER作品

一応事前情報は堺雅人くらいのまま観れた。楽しいアトラクションって感じで、劇伴や挿入歌がとにかく良すぎてテンションぶち上がる。突っ込みたいところ、楽しかったところは概ねオタク世間の意見と違わないと思うので、面白かったね〜〜(完)という感じ。

堺雅人(もうキャラ名忘れた。旦那)が攻撃名を勝手にガオに決められて「いやお前が言うなよ!!」と思ったら同じようなツッコミを旦那もするので(当たり前)よかった。心の中のツッコミがキャラとシンクロするの気持ちいいよね。リオが細くて莫大な力を持ち合わせていながらまだ身も心も幼いというアンバランスさにドキドキしてしまった。不安定なキャラが正義感を背負ってるのが怖くて良い。

滅殺開墾ビーム、「開墾」っていう発想、そしてそれをビームとして出してしまう発想は天才

 

8本目

「神と共に 第一章-罪と罰-」

インターネット話題作品。2回観た。

なんとかして観るぞ〜〜〜〜!!!!という意思が強かったので毎日上映スケジュールとにらめっこして行った。

小柄なかわいいアシスタント(女)と頭身がおかしいくらいあるちゃらんぽらんっぽい警護(男)と渋かっこいいリーダー(男)の三使者に弁護してもらい生まれ変わるために地獄巡りをし裁判を受けるというオタクおいし〜〜〜〜!設定に死んだ後受ける生前の罪と謎のピースを埋めていったら家族の愛と許しを得られるという感動ストーリーで充実感があった。

ヘウォンメクのキャラが良くてもっと見たすぎる。「もういいよ、千年なんてあっという間だよ」ってこれまでの47人生まれた変わらせた頑張りを絶望を前にあっさり諦めようとする姿勢、最後までやり遂げずに自分から諦める方が傷つかずに楽でいられると思っているタイプで好き……となった。

あとはパク中尉の顔が良くてね……自分の昇進が潰されることを嫌がって後輩の罪を後輩の精神が狂おうとも隠蔽させる妻子持ちのクズなのですが、顔がタイプでもう全部良くなっちゃった。ていうか好みの顔に付随する最低な設定と性格全てがプラスに作用していった。クズを好きになるのやめようよ

第二章も楽しみ

 

9本目

「愛がなんだ」

初めて予告見たときは感情が狂いたくて観に行く映画だなぁと思ったし、自分の心をざわつかせることを目的とするものなような、恋愛でめちゃくちゃになってしまいたくなるためのものだと思っていたけれど、時間が経てば経つほど観る前に心が落ち着いていて「多分観てもそこまで心が動かされないな」と気づき始めていた。

テルコもマモちゃんも振り向いてくれない人を追いかけて追いかけて振り向いてくれないと気付いても執着し続けるのだけど、わたしはきっと気が狂うほど好きになっても「この人はわたしのことを好きになってくれないんだ」と気付いた瞬間に終わる。でもマモちゃんのすみれさんの前でのカッコ悪い態度を見たら「好きじゃない部分だな」と少し冷めるけど自分の前での好きなその人を見たら「好きじゃないところは好きじゃないけど、それはそれとして好きだな」とやめられないな。テルコがカッコ悪い部分を見ても変わらないでくれてありがとう。

久しぶりのマモちゃんからの連絡で呼び出されて向かったら何故か知らない女がいて、その知らない女のことをマモちゃんは好きなのがわかって、疎外感を覚えて最後に「なんで呼び出されたのかなあ」って言うまでの一連のシーン、自分にも覚えがあって抉られた。わたしの場合はすみれさんと飲んでたらすみれさんがマモちゃんを呼び出してくるパターン(作品内皆無)でした。懐かしいしもうどうでもいい

登場人物の一人一人の全てに共感するところはないんだけど一部分、ひとシーンに対して「この感覚知ってる」ってなるのがこの作品だった。

愛でもない恋でもない執着というのは、自分がこの人を好きだという気持ちを忘れたくない、脳汁が出る瞬間を待ち望んでいたい、心が通じ合った気がしたような瞬間を過去にしたくないみたいな、自分で執着しに行ってるだけでやめようと思えばやめられると思うんだよね。ただ執着してるものがあるほうがなんか、心の支えになるような気がする。揺るがないものがあるって楽だから。

中原くんは「好きでいるのをやめようと思います」って宣言してかかってくる電話を無視するんだけど最後は葉子から会いに来られて、「また始まる」と示唆されるんだけどさ、そんなんでやめられるわけないよなと思った。好きになるのをやめるには、とにかく今ある関係を相互的に何でもいいから変えようとしなきゃいけないような気がする。「付き合ってください」と答えを促したり。まあなんでもいいんだけど。好きの気持ちを冷凍したまま一方的に切ったところでまた会ったら好きでいることを思い出すのは当たり前じゃない?中原くん、やり方間違えたよな。

こうやって知った顔をして正しそうな答えを好き勝手いうことは出来るんだけど、なにが本当に正しいのかは置いておいても「愛がなんだ」は正しくない人たちで、その正しくないままに終わってくれて安心した。小説の方が怖いと聞いたので読んでみようと思います。

自分語りと自分の意見を言ってしまいたくなる作品で痛いインターネット史を更新してしまうから嫌な作品だな……と思いながら結局書いてしまう。

 

番外編「お嬢さん」

これは数年前の作品だし、映画館に観に行ったわけではないのですが、観たい欲が再熱したタイミングでabemaで無料配信されたので家で観た。

話題になっていた+内山昂輝さんのムビログ(内山昂輝のワンクール!#112より)で紹介され印象に残っていたことでずっと気になっていた。

内容の紹介は覚えていなかったんだけど「韓国映画だけど日本人が一番楽しめるんじゃないですかね」と内山さんが仰っていた部分だけよく覚えていた。見てからそういうことか〜〜ってなった。改めてムビログ聴き直したんだけど「金持ちの滑稽な道楽を見るのが好きなんですよね」みたいなこと言ってて、そんな見方があるのか……と目から鱗、ではないけど自分の中にない感想が面白かった。

女二人の気持ちがすれ違う瞬間があるのですが、そ〜〜〜〜こが心地いいむずむずを得られる。こんな単純な言葉で表して伝えられるものがあるのかわからないんだけど、「好きなんだ……!」みたいな。私のことを好きだと思ってたのに、私の幸福を本当には祈ってないのね、と失望して攻撃する。私のことを好きでいてくれていたと思っていたけど、結局本当はその男が好きであるなのね、とショックを受け心を隠し元々の使命をまっとうして傷つけてしまう互いのシーンが……。これらのことはこんな直接的に感情を吐かないのですが、すれ違いというのは直接的にならないからすれ違うので、本当に美しいくてもどかしい。

何度も何度も騙されるんですけど、騙された最後は終着してほしいところに辿り着いてくれるので気持ちいい余韻に浸れました。

 

 

まとめ

映画館には18回通ってますね。

半年で18……今までは考えられなかった数字でびっくり。

映画、お金さえ払えば強制的に座り受動的に話が進むのがいいな……と思った。

テレビ放送もの、録画するのはいいけど溜めがちだし容量そんなないからたまに失敗するし。作業しながら適当に見れるのは利点だけど。

小説や漫画はもっと能動性が必要だし。(最近活字触れてなさすぎて小説はある程度根気強く途中までいかなきゃ読めなくなっててショック……)

映画もわざわざ上映時間調べて映画館に行ってチケットを買うという流れは能動でやらなければいけない部分なのだけど、そこはキンプリで克服した。チケットさえ入手してしまえば映画館に向かう強制的理由ができるのが良い。バルト9のネットで買えるシステム良いよな〜クレカ支払いはあんまりしたくないから……30分前に着かなきゃいけないことくらいは大したことないかな、個人的に。

 

わたしは映画に対するセンサーが低いのでどれが観たいか好きとか自分では探れない部分が大きく、基本的にツイッターでその線で信頼のある人たちが話題にしたものしか気になることがない。それか推しが出てる作品。

そういう存在のおかげで娯楽が増えるのはまあ良いことだな〜と思う。

あと、アニメの特別興行料金一律1600円のおかげで映画の値上げとが気にしなくなってるのもまあ良い。レディースデイじゃなくても行こうと思えるし大学生になって値上げが辛くなったこともなくよかった。5000以下で楽しめる娯楽にお金を払うことにためらいがなく生きてきたのも良かったと思う。舞台とかイベントはまだちょっとした覚悟をいるのでもう少し財に余裕がほしい。

 

そんなわけで映画館が身近になった半年でした。Hulu、ネトフリ、アマプラに登録してるわけではないので映画館で見逃すとそのまま見る機会を失いがちなので観たい作品ができたらこれからも積極的に通っていきたい所存。ひとつ、観たかったのに期間中に見れずその後のリバイバルも逃し続け円盤化も配信もされない作品があって観に行かなかったことを後悔し続けるかもしれないのでそのことを胸に刻んで。

 

締め